招かざる客
年の暮れのに、牛のえさが食い散らかされていた。誰の仕業か分からず年を越したのですが、ほぼ犯人を特定できた。たぬきだった。というか、これたぬきですよね?
12月29日の朝、いつもどおり牛にえさをやろうと飼料部屋を開けると、床一面にえさが散らかり、飼料の入った紙袋が4袋も穴が開いていた。う~~んショック。つい先日年末年始の飼料確保のため、まとめて配達してもらったばかりで、結構まとまった数を確保していただけに、あっけにとられてしまった。以前も部屋ではないところに置いていたところを食い散らかされていたので、えさやりには少々面倒だな、と思いながらもえさは飼料部屋に、と決めてやっていたのだった。結局その時は犯人は、イタチかネズミがなと確定しないままになっていたのでした。それで今回、えさの中枢の飼料部屋までやられては、何らかの対策が。だいたい飼料部屋のとびらは一部が割れていて、いつでもいらっしゃいだったので、入ってこなかったのがおかしいくらいなのですから、しょうが無いですね。早速とびらを改修し、一安心としていたのでした。
しかし、7日の深夜、バキッという音とともに、犬が吠え出したので、「いかん、牛が離れ出た」と思い、飛び出たのですが、牛には異常なし。音が気になっていたので見て回ってみると、飼料部屋の壁板が割られていて、中の飼料が見えている状態になっていました。幸い食べられた後は無かったので良かったのですが、こりゃでかいなとなり、きつねかたぬきにターゲットが絞られました。その晩は応急処置だけして、朝確認してみると、割れがひどくなっており、とびらもいくらか引き開いた後があったので、再補修と捕獲の対策をとることに。壁はもともと弱かったので全改修し、扉は二重鍵に。捕獲は大型ねずみ用の粘着シートを確保し出没しそうなとこに配置することとしました。昨夜は全く気配も出さずでこのままこないことを祈るのと、近所の牛飼いさんにも注意をするよう伝えておくのでした。
と思っていたら、犬がそわそわしていて、稲わらを入れているビニールハウスの下を気にして、ほえたりにおったりを繰り返しているので、おかしいなと思いライトを照らしてのぞいてみると、なんとたぬきが。体中の毛が抜けて半分裸のようになってこっちを見ていました。最近の仕業はこいつだ、と確信したのですが、どうすることもできません。とりあえず飼料だけは食べてほしくないので、対策はしたので、このままにしておくことにしました。どうも病気気味なので、そのままビニールハウスの下なんかで死なれると困るのですが。ちなみにこれってたぬきなんだろうか?
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