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とうとう。
昨日からまた例のたぬきが顔を見せだした。以前捕獲機を設置して以降、餌はなくなるけど姿を見せなくなったので、どこかへ行ったのだろうと思っていて、しばらくは平和な世の中が続いていました。見張り(犬)が良く吼えるようになり、見てみるとまたうろついているのを発見。捕獲機を設置しておくこととしました。何度か捕獲機の前の餌を食べには来るのですがいっこうに。そんな昨晩、また吼えるので見に行くと、牛舎に紛れ込んでいてくんくんと珀が匂いをかぐ様子を見せても全く動じず。前よりは毛が生えてきているけど、それでも病気をうつされては追い払っているうちに逃げていこうとしましたが、扉と地面の間が狭いところに顔を突っ込んでしまい動けなくなったので、今のうちと首にひもを引掛けて捕まえることができました。このままでは、と思い早速捕獲機に押し込み無事捕獲できました。よく見るとやはりたぬきのようでした。
翌朝もう帰ってこれないように、少し遠くの山に逃がしてやりました。やはり病気が心配で、牛はもちろん犬や猫に移されると大変なことになるので山がいいだろうということで。これでなんとか騒動は終わりのはずなのですが、たしかもう一匹いてたはずですし、最近、アライグマのようなのもうろついているのを近所の人も見ているので、しばらくはなにかとありそうです。動物の世界も穀物不足なのかな?
昨日の3/14、親牛1頭増。
今月のセリ市が、12日からの3日間開催され、最終日を見に行きました。近所の牛が出荷されるのでその見学と情報収集のため。更に最終日は子牛セリ市の後、親牛のセリ市が開催されるのでそれを見るのもあった。かねてから我が家の牛の増頭は必要不可欠であったため、どのように増やしたものかと。子牛を買ってから親牛にして、種付けして、出産して、10カ月育てて出荷では、収入になるには2年後となり、時間がかかりすぎる。そこで、種付けした親牛を出荷するという制度があり、各農家の都合があったり、離農だったりとで20から30頭程度出てくるので、うまく合えばお得な購入になるのですがなかなか気に入ったのが無くてタイミングを計っていたのでした。そこへこの間確定申告があり、予想はしていたのですが、とても収入というレベルではなく、更に今年度、来年度を見越したとき、今年の早い段階での増出荷体制をとり、今年中に一頭でも増加させておく必要があったのでした。今回もその親牛を見ていくと、まあまあ合いそうな牛を見つけ、JAの技術員さんに聞いてみると、ちょっと頑張らないと、との返事。でも申し分ない様子なので、ここぞと勝負に出ることにしました。でもやはりそこはセリ市なので、要はオークション。高く競った方が買えるのでどきどきでした。自分ではしないのでJAの方に最大の値段(98万)を伝えていよいよ。40、50、60、どんどん値段が上がり80万を超えたところでストップ、一瞬の間が空いた後、ピンポンと鳴り終了。おもわず小さくガッポーズ。80.9万円で買うことができました。12月に種付けした大きな体の牛が我が家の一員に。これで10月には出産して、来年出荷の体制ができました。名前は「ともみ」、角もあって大きいのでちょっと引けるけど、やさしそうなのでうまくやっていければと思っています。
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