ふたばのセリ市
かずみの子、「ふたば」もとうとうセリ市の日が来ました。去年の4月に生まれたふたばも、生まれた時は安産でして、結局は少し小さかったのですが、食ったり、運動したりとしているうちにあっという間に立派な体格となってしまいました。血統的にいい牛ですがあまり大きくならない牛なので、あまり期待はしていないのですが、そこそこの体格、体つき。なおかつ久々のメスなので元牛として残す・残さないも頭をよぎる。なおかつ性格もよく人なつっこいので、今回のセリは少し迷いが・・。セリ会場について手入れしていると、隣には品評会にに出場した牛が並び、これがひと回り大きな体格をしていて、ふたばは一段と小さく見えてしまいました。購買者は隣の品評会牛を見ていき、ふたばは相手にされないなと思っていましたが、意外や意外、結構見定めに来る人も多く見られました。少し高値の期待感。といっても相場はというと低迷が続いているので、今回は安かったら連れて帰り、高かったら売ると決めて臨みました。ラインは45万円。セリがスタートし自分でもボタンをもって参加、じりじりと値が上がっては行きましたが35万円位でにぶりこのまま終了しそうだったので、ボタンを押し続けて自分でセリ落としました。結果は40.1万円。連れて帰るということは収入は0円、ですが牛を買うと思うとこの値段では、このふたばの血統は買えないので納得の判断だったでしょうと、自分に言い聞かして連れて帰りました。ちなみに前月のセリ落としたゆうこは47.2万円ですからまあまあでしょう。帰ってきたふたばは、また何事もなかったように仲間と遊んでいました。若手の増える今日この頃です。
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