かほ廃用
とうとう「かほ」を売却しました。戦力外通告ですね。
11産目のうるるを出産したかほも、今回販売しました。平成8年生まれのかほは、今年で13才となりさすがに血統的に見ても古く、出てきた子牛も商品的魅力に欠けると言ったところでしょうか。とは言っても、子牛自身には全く問題なく元気に大きくなるのです。悪いのは経済と人間の要求だけなのでかわいそうな話ですね。結局は経済動物なので、生まれた子牛が売れなければ仕事にならないのです。血統を新しくせよ、との更新事業も推進されているので、補助金の5万円とセリ販売価格87千円で手放しました。まだまだ健康で何産もできる勢いでしたが残念。後輩に譲ってもらうことにしました。代わりに来たのが「すずえ」ですね。
今年は3頭更新しました。「ふくまさ」「さつき」「かほ」の代わりに、「ゆうこ」「ふたば」「すずえ」です。平均年齢を見てみると、昨年末で「6才」だったものが、今年末で「4.3才」。今年1才は年取っているので、実質「2.7才」の若返りにとりつけました。1年がかりでですね。種付け回数も、10頭で昨年は20回だったものが今年は11回と激減。更新による若返りと飼養管理の向上でできたもの。種代で40千円、種付け代で20千円、種の付かなかった期間のえさ代?千円、治療代?千円、管理代?千円、といったコストが、今年は縮減できたと思われます。経済の悪い中、収入はなかなか入らないので、出て行くほうを改善し、経営の立て直しの最中。正常化は近いのかな?
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