皆さまの署名とあたたかいメッセージに感謝、これからも口蹄疫撲滅へ
今回、「49頭の種雄牛を守るための署名」にご協力頂き、ありがとうございます。
集まった署名は、順次集計し県庁に届けられております。あわせて、皆さまからの励ましのメッセージもまとめさせて頂き、添えられております。知事としても後ろ盾があることで心強かったと思います。その署名数は、JAさまでとりまとめ集計されておりますので、そちらでご報告いただきたいと思います。署名活動は現在も続いております。
4/22に、当署名をお願いしたところ、皆さまのご協力の輪が、爆発的な広がりをみせ、相当数の署名となって届きました。いかに皆さまが、この種牛の行方に関心をもたれていたのかが分かりました。日本全国はもとより、海外からも届いており、皆さまの行きどころのない気持ちをまとめさせていただくことができたことをうれしく思います。
皮肉にも、今回の口蹄疫で、種牛の存在にスポットが当たり、必要性、希少性、そして育成方法等皆さまにご理解いただき、畜産業にとっていかに大事なものか皆さまと共有できたのかなと思います。そんな中、コメントで現在でも議論が交わされていますが、どちらもさまも言っておられることは間違っていないと思います。この議論が活かされ、前進していくことのほうが大事だと思います。(但し、お互いの誹謗、中傷を避け、お名前を出して議論ください。)
あきらめていません、現在も。宮崎県民が、県の財産を必死に守ることに何も恥じることはないと思います。かといって、他県へ出してもいいとは絶対に思っていないですし、そうでなければ殺処分、ワクチンという策を、自分の気持ちを押し殺してまで受けようとはしません。このウイルスが撲滅した後に、被災された方が希望を持って再開できる場を残せることを希望しています。種牛は最後の望みなのです。
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» 宮崎県の対応に抗議=優良種牛5頭の殺処分も要求―業界団体 [くまくま日記]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100529-00000104-jij-bus_all
驚くべきニュースです。
全国肉牛事業協同組合 (東京都)
と日本養豚協会 ... [続きを読む]
家族で署名させていただいた者です。
先日新宿にあるみやざきKONNE館で些少ですが口蹄疫義捐金に募金してきました。
本日のNHKで口蹄疫の特集番組があり、宮崎の畜産農家の方々の悲痛な声・現場を見て、涙が出ました。
感染区域から20キロ以内にあって、飼っている牛の早期出荷を求められている繁殖農家さんの、「口蹄疫が終息したら、自分はやはりまた牛飼いでやっていきたい。やる気はじゅうぶんありますよ。でも種牛がいなくなってしまうといつから仕事を再開できるかわからない。時間がかかってしまうと別の仕事を探して生計を立てざるを得なくなる。そうなると牛飼いには戻れなくなる」とおっしゃってました。
今までの何代もの畜産農家の方々の努力の結晶であり、これからの畜産農家の方々の未来の希望である種牛たちをむざむざ殺してしまうわけにはいきません。
種牛たちが守られることを切に切に願っています。祈っています。
私個人は微力ですが、引き続き募金等応援していきます。あきらめないでください。
投稿: 由美 | 2010年5月30日 (日) 00時03分
参考までに・・・
5月29日夕刊 日経新聞 「種牛の殺処分慎重に」
国連食糧機関(FAO)の主席獣医官のファン・ルブロス氏は29日までに、日本経済新聞に対し、
宮崎県で口蹄疫に感染した可能性がある種牛が全頭殺処分されることに関して「慎重に対応すべきだ」
と述べた。
理由について同氏は「殺処分は感染の初期段階では非常に効果的だが、拡大した今は
長期的な視野を持つ必要がある」と説明。
「殺処分は(畜産)資源に大きな損失をもたらすとも語った。
専門家のこういった見解もあるので、豚を処分してから考えても遅くは無い!ウィルス拡大を考えると、撒き散らしてしまっている豚から!
食肉加工していくとか言ってるけど、言うだけじゃなくそれに向かった行動をすべき。
政府、言ってることとやってる事に時差というかずれが・・・・。
全てがいい方向に進む事を祈るばかりです!
投稿: やっさん | 2010年5月30日 (日) 00時23分
スーパー種牛5頭も殺処分せよと業界団体が抗議発表したそうですが、検査も陰性ですしなにより国の財産なのでどんなことがあっても守りたいです!
この5頭を守るための署名活動があればまた参加しますので教えてください。よろしくお願いします。
投稿: 大塚@東京 | 2010年5月30日 (日) 00時39分
ほんの少しの署名などでしか、お手伝いできず申し訳ありません。
周りでは、色んな方面から批判の声が出ています。でも、その方も自身が同じ被害にあったらどうだろう、と考えます。決して負けないで下さい。私などが想像も出来ないくらいのご苦労で、皆様が愛情深く、大切に育ててこられた牛たちを決して諦めないで下さい。周りから何と言われようとへこたれないで下さい。
FAOの意見が政府に届いてくれることを願います。
これからも何かお手伝い出来ることがあれば、こちらで報告して下さい。
遠い地より牛たちに明るい未来が開かれますことを心の底から祈っております。
投稿: ききょう | 2010年5月30日 (日) 01時54分
政府は種牛を何が何でも抹殺したいように思えてなりません。種牛を殺せといっている団体は民主党と利権がある団体のようで、東北銀行からの融資が急に増えたとか
FAOの派遣を断ったことも隠蔽している政府が果たしていうことを聞くでしょうか
報道が政府よりすぎです
種牛は守るべきです
たった5頭も救えない政府が国民を守れるのでしょうか?
投稿: | 2010年5月30日 (日) 03時32分
私もまだ絶対諦める気にはなりません。いろいろな疑問を感じることはあります。でももうここでは言いません。今は種牛たちの未来が繋がるように、とだけ祈っております。
心から願っています。
投稿: ききょう | 2010年5月31日 (月) 02時33分