勝った?負けた?誰が?
記念すべき日になった。全頭処分完了!
全ての患畜、疑似患畜、ワクチン接種家畜が、犠牲となって埋葬された。これは見る者の見方によって、表現が変わってくることになると思う。
「良かった。これで口蹄疫を撲滅できた。」
「長かった。客足が伸びず、経営が苦しかった。」
「広がらず良かった。宮崎県だけで済んで。」
「打ち勝った。防疫措置が効果を出した。」
「惨敗。あれだけ消毒したのに、ウイルスの侵入を許した」
明日の新聞、TVから、色々な方々が言葉を発してくることでしょう。
でも、本当に、この防疫措置で良かったのか?10kmってなに?3kmではだめなの?患畜と疑似患畜って?ワクチンてワクチンじゃないじゃん?なぜ殺すの?優先順位ってなに?なぜ他県は責めるの?お金しか見えてないの?報道は被害が広がる時しか報道しないの?再開することの行程表を誰か提示してくれないの?補償、生活支援の約束はマニフェスト?他国で蔓延しているのに準備してなかったの?これを政治の踏み台にするの?本当に口蹄疫ウイルスに真正面から向き合っているの?
農家から、「我が家から牛がいなくなった。どこに行ったの?」
牛から、「なんでみんな殺されたの?」
口蹄疫ウイルスから、「日本には3か月と短かった。どこから入って来たっけかな?でも、また来るね!」
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