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2010年8月 9日 (月)

OEM子牛生産市場としての責任

OEM子牛生産市場であることへの責任がある。

たしかに宮崎牛というブランドがある。宮崎で生産され、特別に評価される牛肉に表示され、その名を冠して販売されている。宮崎の畜産の特産品の一つで、今では先の全国和牛能力共進会でその能力を証明された。ただ、これも各地域のブランドの一つで、他の地域に負けない、販売戦略なのだと思う。

その反面、宮崎は全国への子牛生産市場の一つであるという面もある。宮崎で生産された宮崎の血統郡の子牛は、発育や肉質など高く評価され、セリ市出場子牛のうち半分以上が県外購買者で占められているのが現状です。他の県のセリ市でも県外生産が多い、というところもあろうかと思うが、少し条件が違ってくる。それは流通の不便さである。本州方面から子牛を買いに来ると、九州の各県毎に幾多の子牛生産市場があり、その土地土地で特色ある子牛が生産されている。購入すれば、必ずトラックに積んで連れて帰る必要が出てくる。宅急便というわけにはいかない。高速道を使っても数時間は、牛はぎゅうぎゅうに詰め込まれたままで、運転手に休憩はあっても、牛にはない。このロスはお金にも、牛にも当てはまる。

そこまでして、わざわざ遠く高速道の末端の宮崎まで買いに来ていただく購買者の方々には、大変感謝している。途中、熊本、鹿児島へ向いても本来いいわけである。そこには宮崎の子牛の魅力、評価があるからで、そしてそれを創りだしている、種牛の存在、そしてなによりその種牛の子牛を絶え間なく、常に同じ状態で生産し続けてきた生産者と、その母牛がいるからこそである。子牛の生産者は母牛の血統をみて、それに合った交配をし、子牛を生産する。セリ市での子牛には、生産者は必要ありません。子牛の状態です。(生産者をみられる方もおられますけど。)購買者がその子牛を買って行って、肥育し、牛肉となって、購買者先でブランドとして評価されることが大事なのです。

宮崎の子牛生産者が置かれている現状は、相手先ブランドに適した子牛生産が今後続けられるかどうかである。口蹄疫という被害がありながら、減少した母牛、高齢化した生産者、そして何より特色ある種牛の存在である。ここで5頭の特例の種牛を失えば、他県から提供のストロー、又は財団法人家畜改良事業団のストローを使うことで、子牛の生産はできる。しかし、そこには宮崎という特色は消え、どこでも買える子牛市場になることでしょう。

特色のある市場とは何か?種牛は必要である。ただそれだけではない、もっと違う切り口でのアプローチが必要なのだと思う。

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