ゆうこの出産2011
HP「牛Cafe」 | 掲示板「牛への語らい」 | 牛wiki | ブログ「Top」 |
ゆうこが出産しました。元気な男の子です。
予定を12/29としていた「ゆうこ」が、10日も延びた1/8に出産しました。元気な男の子です。ゆうこの兆候は12/中旬頃からありました。軟便、スソの緩み、エサの食べ残し等。でも全くその気が無く、予定日も日1日と過ぎていく。お腹は「勝平正」で、もうはちきれんばかりで、いつ、どうなってもおかしくない。8、9、10日と連休で獣医の動きは鈍くなり、難産時の対応が怖い。意を決して、7,8日に絞って、もしそれで何事もなければ、獣医に診てもらうこととした。
ただ、少し安心していることがあった。ゆうこは2産目で、初産時に「百万石」の相当おっきな子を、獣医さんと必死になって引っ張り出した経験があり、今回は安産だろうと考えていた。
7日は全くその気なしで、運動場へ元気よく走って行きました。走って・・・。8日も全くだったが、夕方エサの前にほんの少し後ろ足が動く様子が見えた。まさしくキターッだった。慌てて皆にエサをやって、一息ついてカメラで様子見。破水、したらしい、無音なので聞こえないが、出ているのが見える、ジャバーッと。そして匂いを嗅いでる。それから1時間立ったり寝たりを繰り返し、風船みたいに出てきて、前足が見えたので、安心して観察。それから間もなくして、しっかり横になってしまって、そのままいきむので行ってみると、出かかっていたので、カメラを用意して撮影開始。予想通り自分で一生懸命いきんで、産んでくれました。さすがに10日も過ぎるとおっきいもので、良く自力で産んだなと思った。体重約32kg、オスでした。また、今回も自然分娩で介助無しです。もう何頭目かな?
ということで、今回もオスで1月8日生れ、血統が 勝平正×福之国×安平×糸秀で
名前を 「 快(かい) 」としました。また、新たな我が家の仲間入りです。今年の11月頃にはセリ市に行くことでしょう。
出産の様子は、youtubeにもUPしています。「ゆうこの出産 元気な男の子です (牛) 」
おっきいので、立つのに一苦労。
少し経つと、あちこち、うろうろ。
今日1/10の 「快」、もう飛び回っています。
« NHK投稿DO画の取材! 1月9日放送!(再放送追記1/11) | トップページ | NHK投稿DO画 再放送を追記しました。 »
「牛」カテゴリの記事
- 俵、さいや のセリ市でした。(2022.07.19)
- 試験交配牛(千尋135)の「箔」の買い上げ。(2022.05.13)
- くみん 、薪のセリ市(2022.04.21)
- かぼす のセリ市(2022.01.20)
- もんど の採卵2021(2021.10.14)
「動画」カテゴリの記事
- 九州南部豪雨2019年7月3日記録された雨量(リアル雨量計)(2019.07.10)
- 新燃岳Live 2017(2017.10.17)
- おかげさまでYoutubeが100万回再生です~(2016.09.02)
- 若 種牛への道3 (追記)(2012.07.04)
コメント
« NHK投稿DO画の取材! 1月9日放送!(再放送追記1/11) | トップページ | NHK投稿DO画 再放送を追記しました。 »
こんばんは。
NHKの番組、拝見しました。
ブラッシングや食事時など、牛さんたちのリラックスした姿を
見ることが出来て、とても嬉しく思いました。
一度見たあと、巻き戻してもう一度見たくらいです。
それから、あの小さな子は楼くんですかね?
あの姿には、つい目じりが下がってしまいます。
牛飼いの方が、牛さんたちに向かって、
何気ない言葉をかける・・・そういう姿が大好きだなあといつも思います。
それから、ゆうこさんのお産。
お産の様子をこんなにじっくりと見たのは初めてで、
まだ言葉が見つからないくらい衝撃を受けておりますが、
命のつながりとか、「家族」、「食」など色々なことについて感じることがあります。
どの命も命懸けで紡がれて、わたしたちはその命を頂いているのですね。
これからも産室の様子、陰ながら見守らせてください。
投稿: ごんざれす | 2011年1月10日 (月) 21時57分
おめでとうございます。分娩予定を過ぎると、どうも、繁殖農家は気が気じゃないですよね。お腹だけが、パンパンになって、他はそうでもない。こういう状況は、農家泣かせです。子牛が大きいから難産が懸念される。
大きくないと高値が付かない。しかし、下手に、増し飼いなどすると、子牛ばかりか、母牛の命を奪いかねない。
このジレンマにいつも、悩まされます。
小さく産んで大きく育つって言うのが一番楽なんですけどね。
投稿: Cowboy@ebino | 2011年1月10日 (月) 23時22分
おぉ(*^_^*)
でかいですねぇ
実はこのパターンはかなり注目している交配です
勝平正の幅の無さを上手く福之国が補うのではないかと(*^_^*)
枝もこの交配は綺麗だと思うのですが課題は味かもしれません
まだ雌の勝平正を食べた事がないので評価を保留している処です
しかしおめでとうございます
いい子だ(*^_^*)
投稿: しん | 2011年1月11日 (火) 02時02分
ごんざれす さん
視聴ありがとうございます。
さすがお目が高い、最後に映っていた子は「楼」です。
自分も映りたいと寄り添ってきましたので、NHKさんに撮ってもらいました。貴重な映像になるかもしれませんよと言ってたんですが、しっかり使われてましたね。いい顔してましたわ!
今回のゆうこも、出産しっかり撮れましたので、すぐにUPしました。ちょっと大丈夫かな?と心配する場面もあったのですが、生きるって力強いものですね。牛Cafeでしばらくは見れる予定です。
投稿: kawabata | 2011年1月11日 (火) 09時41分
Cowboy さん
まさにジレンマ。大きく産ませて大きく育てるでは、リスク高すぎなんですよね。増し飼いも程々にと思っているのですが、エサをやる手に力がつい・・・。
でも今回は腹の大きさは半端では無かったので、ホントに心配でしたが、一次破水でギュッとしぼんでしまいました。羊水?でパンパンだったんですね。そりゃエサも残すわ。
投稿: kawabata | 2011年1月11日 (火) 09時47分
しん さん
注目しているというこの交配、実は難しいんですよね。大きく生まれる勝平正を小柄な福之国に付けるのですから。よっぽど福之国の母体、四肢がしっかりして背腰が強く、前産がしっかりできているのでないと怖いです。メスなら保留の道があったんですが・・・。
投稿: kawabata | 2011年1月11日 (火) 09時54分
無事のご出産おめでとうございます。
初産の牛が大きなF1が難産で蘇生したものの
子牛は死亡、母牛はようやく元気になりました。
最近はF1も大型で生まれることもあるので
もう一度種牛を調べようと思います。
kawabataさんの牛の画像は何よりの
トレーサビリティだと思います。
数字だけ検索するのでは分からないかけがえの
ないデータは私も見習わなければと思っています。
投稿: けい | 2011年1月11日 (火) 21時05分
けい さん
難産の話はブログで拝見させていただいていました。残念です。言葉にできませんでした。
けいさんのように商品を送りだすにも、相当な度胸が必要だと感じていますし、そのような記事も拝見させて頂いています。全てをopenにすることのリスクはありますが、それぐらいできないと自信を持って送りだすこともできないような気がします。私の投げた石(意志)を誰かが拾ってくれると、私は信じています。
投稿: kawabata | 2011年1月11日 (火) 21時53分
DO画観ましたよ(゚ー゚)
なるほど、そうだったんですね。
家族と離れての「牛飼い」いろいろ大変でしょうが、がんばってください。
うちも6日夕方出産(難産で獣医よぶ)だったのですが、双子のメスで1頭は蘇生せず、もう1頭はなんとか、助かりました。事故ゼロをめざしてやっているのですが・・・難しいです。
普通に超音波(エコー)診断等ができる日が来ないかなと切に思った日でした。
投稿: はまちゃん | 2011年1月11日 (火) 23時24分
はまちゃん さん
Do画見ていただきありがとうございます。
双子とは、大変でしたね。うまく生まれればメリットがあるのでしょうけど、母子ともにリスクがありますね。助かった子は何とか無事に大きくなってほしいです。母牛も無理をしたでしょうし、体をしっかり戻してほしいですね。
ポータブルのエコーとかあるはずですね。事前に分かっていれば助かったのかな。
投稿: kawabata | 2011年1月12日 (水) 09時21分