県共一次予選 敗退
県畜産共進会の都城地域一次予選会が7/6に開催され、「せかい」と出場してきました。
第56回となる県畜産共進会は、今年の10/14~15に種畜の部が行われ、会場を都城家畜市場で実施される。地元ということもあって、前回逃した分を取り戻したいと躍起になっている。そんな中、今回一次予選として、第1類と第2類の審査が開催され、三股町からも町の予選会を突破した計4頭が審査を受けることに。そこに「せかい」も入れてもらっていたのだった。
町の予選会は5/23に実施されたのだが、出ることが決まってから予選会まで日が無かった。削蹄した後、蹄が痛いらしくコンクリート上に立つのが苦しく、予選会では右往左往してしまい、まあ無理だろうと思っていたが当選してしまい、今回の都城地域一次予選会に出場となったのだった。
それで今回、せかいは第2類でエントリーし、23頭中の1頭。月齢は2番目に若く、現在13.9ヵ月(歳)で、あと6日遅ければ第1類の若い世代での出場であった。逆に上は17.7ヵ月(歳)なので4ヵ月もの差である。同等での審査には少し疑問だが、これも偶然の成せる技なのだろう。
そんな中、せかいの測尺結果は、体重430kg、 体高130cm だった。こんなに成長していたの?毎日でかいなぁと思っていたのだった。そういえば、町の予選会でも、「種は何付けたの?」と良く聞かれていたのですが、その時点ではまだ12ヵ月。まだまだですよ言っていたのですから、今回のデータを見る限り、もう登録の体格になっていたのですね。
審査中はというと、・・・相変わらずウロウロするばかり。立たせる練習などほとんどとれず、それにいつものどかで静かな所にいるものだから、大勢に囲まれるのはやはり無理のようだった。体格・体形、毛艶の良さ、そして適度な栄養度は見てもらえたと思う。しかし品評会向きではないようである。
結果は残念、突破ならずでした。あとで登録協会の方がせかいを見に来て「おっきすぎ」と言っておられた。確かに、人牛それぞれの立場上、規格外であって、共進会にはほど遠かったのかなという感じです。
ちなみに、せかいの血統は、美穂国×福桜×上福で、種は安重守を付けました。姉のこよみの産んだ「あくあ」と同じです。
« すずえ の出産2011 (動画) | トップページ | こあ 死亡。 »
「牛」カテゴリの記事
- 俵、さいや のセリ市でした。(2022.07.19)
- 試験交配牛(千尋135)の「箔」の買い上げ。(2022.05.13)
- くみん 、薪のセリ市(2022.04.21)
- かぼす のセリ市(2022.01.20)
- もんど の採卵2021(2021.10.14)
あら〜
6日はちょこっと郡品を見に行って、県共の予選があると聞いてたんですがねぇ。
まさか出品されていたとは( ̄^ ̄)
投稿: しげしげ | 2011年7月 8日 (金) 08時48分
足も長く、後駆もしっかりしてますね。
りっぱな育成牛です。(こんなのがほしい(o^-^o)!)
近年は増体を目指した種雄牛の造成がなされてきたのに、いまだに登録検査や共進会の体高の制限が厳しいのはどうかな?と思っています。資質の但馬系だけ黒毛和種じゃないんだから・・・忠富士(父)なんかはほとんどが体高オーバーですよ。
登録協会さんも黒毛和種正常発育曲線表を現状飼養にあった現代版にはやく改定してほしいものです。
投稿: はまちゃん | 2011年7月 8日 (金) 13時53分
しげしげ さん
はい、こそっと出場してきました。
育成ですので、優等クラスばっかりズラリと並ぶ様は圧巻です。そこへ郡品一等レベルの出る幕ではないですね。せかいと納得の上帰りました。
投稿: kawabata | 2011年7月 8日 (金) 21時00分
はまちゃん さん
確かに立派な育成牛なんですけどねぇ。お呼びではないようです。それに、美穂国の血統が邪魔してて・・・。いえいえこれから評価が上がります、上がるはずです。
増体形の種牛というよりは、全体的に体格のある種牛に移ってきているのですよね。人の平均身長が年々高くなってきたように、牛も改良が進んできた、にもかかわらず基準は戦後(いいすぎました)。牛肉の評価基準も変わろうとしているのですから、そろそろ見直し必要ですね。確かに!
投稿: kawabata | 2011年7月 8日 (金) 21時34分
お疲れ様です

いつも私のブログに的確なコメント、
ありがとうございます。
有り難くて、感謝です
立派な牛チャンですね。
良い母牛で活躍してくれるのではないでしょうか??
投稿: みぃ♂ | 2011年7月 9日 (土) 21時34分
みぃ♂ さん
いえいえこちらこそ、いつもありがとうございます。
みなさん同じ牛飼いですから、お互い気持はよくわかります。また見させて頂きます。
せかいは高収入間違いなし、と勝手に思い込んでいます。きっと我が家のけん引役になると思っています。その為にも、しっかりと育成していかないといけないですね。
投稿: kawabata | 2011年7月 9日 (土) 22時11分
>せかいは第2類でエントリーし、23頭中の1頭。月齢は2番目に若く、現在13.9歳で、あと6日遅ければ第1類の若い世代での出場であった。逆に上は17.7歳なので4ヵ月もの差である。
歳ではなく、XXヶ月(齢)の間違いですよね。13.9歳じゃぁ、いくらなんでも。
しかし、14ヶ月足らずで、体高130cmですか。大きいですね。体高オーバーが敗退の原因なら、仕方ないですね。そういう審査なんですから。
このあたり、やはり事業団と登録協会は、ベクトルが違う向きになっているようですね。どっちがいいか、どっちが、繁殖農家にとって、都合が良いことなのか。よ~く、考えて欲しいものです。
「きれいな牛」で飯が食えればいいですけどね。
投稿: Cowboy@ebino | 2011年7月10日 (日) 13時37分
品評会お疲れさまでした。
堂々たる勇姿、あの体格なら予選会敗退なんてチャラになりますよ。
自家保留じゃなかったら確実に追っていってましたね、僕好みな牛でした。
投稿: ushikaidaisuki | 2011年7月10日 (日) 13時54分
Cowboy さん
失礼しました。ご指摘ありがとうございます。どんなものでも単位には注意しているつもりだったのですが、つもりだったみたいです。
実際の審査基準というのは把握していないものですから、よくわからないのが現状です。事実、○○σも成長曲線から出すのであろうぐらいしか知らないもので勉強不足です。ですが、すでに減率の範囲に入っているので、当然共進会という公的審査の中では無理だろうなとは思っています。ですが、審査基準じゃメシは食えませんが、この牛なら食っていけると思います。大事に育てないと。
投稿: kawabata | 2011年7月10日 (日) 22時10分
ushikaidaisuki さん
都城まで足を運んでいただきありがとうございます。その熱意に脱帽です。偵察だったりして( ^ω^ )
今回のは敗退というよりは外された、という感じに思っています。あまり負けてる感じはしませんでした(すこーし強気)。あとはセリでどれだけ頑張ってくれるかですね。牛の評価はそこでしょうから。
次の二次予選頑張ってください。応援しております。都城に乗り込んでくることを期待しております。
投稿: kawabata | 2011年7月10日 (日) 22時23分
Walking in the presence of giants here. Cool thiinkng all around!
投稿: Aundre | 2011年7月22日 (金) 02時43分
I'm out of league here. Too much brain power on diplsay!
投稿: Maribeth | 2011年7月22日 (金) 23時24分