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2012年9月

2012年9月30日 (日)

やすよ2 の出産2012

10産目となる やすよ2 が無事出産しました。

少し前になりますが、9月17日に美穂の国男くんを産んでくれました。お産自体は問題無かったのですが、これより1ヶ月位前から、やや心配していました。

というのも、口蹄疫時、授精師・獣医師がうごけなかった時分に、種付けした後の妊娠鑑定をどちらかにかお願いしていたので、60日を超えてきた牛について、「さてどうしたものか」と考えた結果、「自らできることは自らしよう」と決断したのでした。自力鑑定なら、依頼する必要もなく、自分の時間でできるので効率化が図れると。ですが、直腸鑑定等したこともないし、そのことにより牛を保定したり、蹴られそうになったり、腕が折れそうになったりしたくなかったので、結果、単純に発情観察を120日に増やし、おおよそ6回の発情機会を重点に観察することで自力鑑定としました。その代わり、観察回数は増え、受胎待ちの期間は延びるのですが、単純なので仕事に影響しないですし、保定等の時間的コスト低減につながり役立っています。試験交配や基礎牛の鑑定以外はこの方法で、現在2年間100%の鑑定率です。自分に「これで鑑定確認できないんだったら、牛飼い失格だわ!」と言い聞かしています。

しかし、これを揺るがす事態が起こり、今回のお産でした。8月の中頃、やすよ2が透明な粘液を流していて、運動場では他の牛と乗りあっていたのです。特に繁殖力の強いこの牛は、我が家の発情監視委員会の会長なもので、他の牛の発情のリトマス試験紙みたいに良く反応するのです。当然やすよ2は、120日の鑑定確認済みでお産前なのに、乗あいはともかく、粘液はちょっとショックで、ひょっとして見逃したのか?と考えたのでした。それ以外にも、早産かも、とか、奇形とか、いろいろ頭を廻ったのですが、自分を信じて待ってみました。

その結果、無事お乳も張ってきて、ほぼ予定通りの日程で出産し、内心ホッとしたのでした。生れた子は、あまり元気のないボーッとした男の子でしたが、結果オーライでしょう。今回は、もし受胎もれだったら大きな損害ですが、自業自得です。それより、今までの鑑定済みの分が心配になってしまい、自信をなくすころでした。現在100%継続中です。

血統は、美穂国×平茂勝×第5隼福×第20平茂 で平成13年生まれの平茂勝には、美穂国は新しすぎる種かもしれないですね。

名前は「 枠(わく) 」です。美穂らしくのびのびした体格で、普段はボーッとした感じですが、最近は小突くことを覚えたのか、フン出しに行くと相手をするのが大変です。

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よろよろですが、ちゃんとお乳は飲みました。

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産室の外は広いのね

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運動場は広いのね

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あんた誰?おまえこそ誰?

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2012年9月24日 (月)

いろどり の町品評会(MGGCinみまた)

11月12月度の町品評会(MGGCinみまた)に、いろどりと参加してきました。

いろどりは、血統が福之国×福桜王×日向国×安平で、えみこの子です。えみこは福桜王の試験交配で生れた子で、セリで買ってきた牛です。その子がもう子を産み、セリを11月に控えています。月日が経つのは早いものです。そのえみこの子、いろどりがMGGC(宮崎ガール牛コレクション)に参加してきました。

結果は当然残念でした。11頭中優等賞を3頭選出しますが、やはり勝平正が順当ですね。福之国では太刀打ちできません。そして何より、いろどりはお腹が出過ぎですね。横に張り出すように張っていますので、見ようによっては腹づくりができている、と表現もできるでしょうが、ほっそり体格にはバランスが悪い。審査員さんも、よく出てますね、とお腹を触っていましたが、それっきりでした。できれば郡品に、いろどりと行きたかった。

いろどりの様子

郡品へ行ければ、多くの方が見に来るので、絶好のアピールチャンス。というのも、血統の福桜王を見てほしかったのです。「なにこれ?」って言うのを期待して。そして、もし体型の良さが評価され、もしいいところへいければ、「福桜王」って造りもいいんだ、となると、体型の良さと、先に出ていた枝肉結果の良さの相乗効果で、福桜王が評価され、その弟王達にも注目が集まると思っていたのですが・・・うーん出だしでつまづいてしまいました。

まあ、今回町内の名簿に載っただけでも、「なにこれ?」って聞かれましたので、それだけでも良かったのかなと。もう過去の牛になっていますが、存在していた証が、またひとつ残せたのかなと思っています。

さあ、あとはセリ市での評価ですね。イメージ戦略は途絶えましたが、いろどりの牛自体の絶対評価で勝負かなと。このまま崩さずに成長してくれれば、腹づくり×日齢283×体重290kg程×福之国で、いいところまでいってほいですね。

えっ?、一応売るつもりです。繁殖さんでも肥育さんでも、結果が出てくれば良いですからね。・・・気が変わらなければ・・・。

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2012年9月15日 (土)

燈 のセリ市

燈のセリ市でした。できすぎでした。

セリ市も久々で、6月以来でした。燈も順調に成長し、若やねいろ等と小突きあいながらおっきくなってきたので、食べるためにはココロが強くなければ口にできない日々が続くので、必死な毎日でした。おかげで上が出ていくと、我が物顔で食べまくっていましたので良い成長です。

(因みに我が家は、離乳の子からセリ前の子までが一つのフロアで食べています。一つのフロアといっても4つに区切られていてそれぞれで食べられるのですが、トビラがオープンなので自由に行き来ができます。早く食べないとおっきい兄ちゃんに食べられるのです。)

セリ前日の計測では、前高116、後高118、胸囲152、腹囲190で、中々のボリュームですが、やややせ気味なので300kgは届かないと見てとれました。洗ってあげてもおとなしいものです、福之国のやんちゃなところがあるかと思いましたが、かわいいものです。

セリ市でのマニュアル計測で、胸囲155、腹囲195、栄養度5-で腹の張りが良いということで合格でした。こんなのを造らないといけない、とほめてもらいました。何でも合格っていいものです。

セリ結果ですが、血統が、福之国×勝忠平×紋次郎×平茂勝で、日齢264、体重288kg、金額501千円という高額でのご購入となりました。大変うれしいのですが、セリ値が伸び悩む中でのこの金額は身の引き締まる思いですね。ご購入していただいた方、ありがとうございました。危うく、本日の去勢最高値に届くところで心配しました。ひょっとすると、kg単価では・・・。

因みにこの母親の このみ には、現在受精卵が陣取っていまして、1産分空きができますのでご了承ください。12月には出産予定ですので、その後は現役復帰します。次の予定も福之国ですが、ご要望があればご相談に応じます。って誰に話しているのやら?

2012年9月13日 (木)

かつこ の出産2012。受精卵+オス=種牛への道1

またまた来ました種牛への道。きょうだい検定の受精卵、オスでした。

昨年の11月に移植した受精卵でしたが、9月11日に無事生れました。移植の様子は記事のとおり。 受精卵は通常の人工授精より早く生れると聞いてはいましたが、ゆうに7日過ぎて普通と変わらなくなった日の11日、気にしない活発なかつこは皆と一緒に運動場へ行くときかないので、暴れないよう出してあげた。怪しいとは思っていたのですが、1時間後、案の定シッポを上げて走りまわっていた。あわてて産室に戻してあげたら、もう足が顔を出している。破水まで運動場で済ませていた様子である。この後はかつこにおまかせ、1時間もしないうちに自力で無事産んでくれました。

でも、ここまではいいのですが、お産後は凶暴牛に変身するかつこ。前々回はケガをし、前回も1週間くらいは何もできず、近づくこともままならない感じで、結局今回も同じ。オスかメスか見たいだけなのにきびしい監視の目が。でも、立ち上がって動き回れるようになると、股間にチラチラしたものが見え隠れし、期待をそそる。オスだ!でも確証がほしい。それで3日目の今日13日、部屋を移動させるタイミングで、母子を一時的に分離できたので、やっと確認できた。「オスでした!」

この受精卵、たかもりのもので、きょうだい検定によるもの。オスなら種雄牛候補として検査を受けることになります。メスなら自家保留対象で、たかもりひめとの姉妹になる。

血統は、安秀165×たかもり(安福165の9×紋次郎×糸光◆)

他の農場でオスが生れていましたが、小さかったようで残念でした。たかもりひめも小さいよ~って言われつつ我が家に来ました。当然、お産対策として、増し飼いを増やして対応したのは言うまでもありません。それで、今回出てきた子はというと、いいじゃぁないですかぁ!推定体重35kgという感じの標準くらい。そして、体型に特徴が。長さはあまり無く詰まった感じ。その代わり、肩周りがガッチリしていて、深み、厚みがあり前駆充実。幅は肩から腰に向かって幅広い感じ。見るからに前がち。生まれてすぐからこんなに特徴が見えるのも面白いですね。というか、見ててその特徴に「なんじゃこの子は?」って言ってしまいます。

これで、また種牛への道がスタートします。名前は「 山(やま) 」です。この子で5頭目の候補牛となりました。5回もオスが続くと、奇跡というより何かコワイものを感じますね。たかもりの執念か?この後受精卵がもう1頭、自身のおなかにもう1頭待っています。

そうそう、無事に生んでくれた、「かつこ」に感謝です。

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やっと生まれた~。ストローの中は寒かったよ-。ってか


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胸水をお乳と間違える大失態。かなりの時間吸いまくっていた。お乳へと持っていきたいのですが、大ケガしそうなので応援だけにしました。


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足が短いのか、深みがありすぎるのか?何か変ですよね?


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ちょっと栗毛。


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詰まっているけど、前ガッチリ。


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肩幅のまま腰へ、しっかりしてる。

2012年9月 9日 (日)

計画停電 回避。節電の夏、グリーンカーテン

計画停電が回避された。

ひとまずは良かったと思う。普段何気なく使っている電気というエネルギーは、使えて当たり前、停電となったときには大変困ったであろうと思う。TV、パソコン、ケイタイ、インターネットといったものが当たり前になり、壊れたりすると相当なストレスとともに、復旧が最優先になるのですが、これらを動かし支えているのが電気で、それが止まることが想像できないでいる人もいると思う。停電を経験していない世代って、結構いるのではないだろうか。

今回は、節電の効果もあったと思うが、切迫はしていなかったので、皆自由に使っていたのではないでしょうか。暫くは九電のHPとにらめっこをしていましたが、途中でやめました。それに、今回は設備事故が大きくなかったこともあるでしょう。火力が途中でダウンした時は肝を冷やしましたけど。それに台風が微妙に外れて送電網が断たれることが無かったことも安定供給に貢献したと思う。そして、特に今年は雨が多く、毎日のように雨が雷付きでありましたので、ホントに暑いと思ったのは数日ではないでしょうか。水冷が働いて、気温が上がらなったことが最も大きな 「計画停電回避」 に働いたことと思います。

計画停電に至らなかったことで、「需給見通しが甘かった」、「原発を動かすこじつけでは」、といったことが聞こえてきますが、実に残念です。「停電しないこと」が絶対条件のもとで、ギリギリの供給状態で「絶対」はあり得ない。生命・財産を、ギリギリの天秤に懸けて乗り切ろうなんて考えたくないですね。あれだけ「想定外はありえない」と言っていたのだから、電気の安定供給にも、想定外の事態に耐えうる供給体制を考えるべきだと思う。自然エネルギーを30%位まで上げたとしても、所詮は自然エネルギー、何があるかわからない。「絶対」の安定供給には、それをカバーするだけの供給力が、結局は必要になる。自然エネルギーを増やせば増やすほど、高コスト、重複設備、そして電気料金と税金とで2重払いに消費者が困ることに。

そんなことはいいとして、運動場に日陰を作ろうとグリーンカーテンを設置してみました。今年はテストケースで、安い網を張って、そこへ這わせることに。そして品種を、にがうり、きゅうり、へちま、の3種類でテストしました。最もよく広がったのはへちま!伸びる勢いは他の倍で、葉っぱが30cmほどと大きく、つるも太いです。実もおいしいですしね。次ににがうり!四方に枝分かれして面で広がっていきます。でも葉っぱが薄く小さく、つるも細いです。実もおいしい。最後にきゅうり。実優先ならこれ!でも、葉っぱが下から無くなっていきます。伸びはまあまあ、葉っぱは15cm位でしょうか。とりあえず今年はちっちゃなカーテンで運用してみました。牛もあまり興味もないようすで、実にも口は出さなかったので、これいいなぁ、と思っていました。しかし、今日その時が来ました。気が付いたら食い荒らしが始まってて、ほぼ全滅。犯人は「せかい」と「たかもり」。まあじゃまにもなっていたのでいいのですが、やはり、届かないところに張るべきですね。アタリマエカ。


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上から見たところ。いろいろ混成チームです。


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プチカーテン増殖中。


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ゆうこ は 食べない。にがうりはいらないらしい。


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たかもり と せかい で害食中。えさが足らないか?

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