山 種牛への道2
10月30日本日は、山の種雄牛候補の初回検査がありました。
山は、たかもりの受精卵の子で、かつこから9月11日に生れました。まだ生れてから49日目なので、もう検査なんて気の早い話ですね。出産、その後の成長共に順調で、お乳もよく飲み、えづけも粗飼料もよく食べ、うんちも良好。毎日運動場を走り回っています。
今日はいつものように事業団2名とJA2名で来られ、側尺、触診、その他異常が無いかを確認されていました。側尺結果は以下の通りで、成長度合いは、-0.8σ位と、やや控えめ。
側尺結果、前高81cm、後高83cm、胸囲90cm、腹囲98cm
平均以下なら即落とされそうですが、血統上からくる増体能力と、前記事にあるような後伸びを考えると、暫くは様子見になるでしょう。それに、この受精卵の子は、12月に生れるこのみの子で終わりなので、どちらかを種雄牛候補として活かすとなった場合、12月の出産を待って判断することになるのでしょう。なので暫く保留ですね。どのみち、食が良いので今後の成長は楽しみです。
血統は安秀165×安福165の9×紋次郎×糸光◆
いつになく小さいぞ。
あちこち触って確認。比較的おとなしかった。
前駆の強さ、体高あり、ちょっと詰まり気味。
幅もまあまあ。
はじめての検査に、お・つ・か・れ
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おお、もう検査に来たのですか?まぁ、経過を見ていく事も大事なのでしょう。
そうですね〜、増体だけで種雄牛を判断するのは間違いでしょうね。特に但馬の血が強い牛は。あの安福久でさえ、事業団にそっぽ向かれて、なんとか鹿児島の個人に買われたのですから(>_<)
投稿: しげしげ | 2012年10月31日 (水) 08時57分
しげしげ さん
安秀165の間接検定成績を見に行っても、DG0.82、枝重348kgが公式発表ですから、あまり欲を出さないことですね。
http://yamagata.lin.gr.jp/topics/yasuhide/yasuhide.htm
それに、血統構成をどう見ても枝重狙いではないことは確か。あまり期待せずにいたいと思います。あわよくば、おっきくなればいいなぁ、ぐらいで。
投稿: kawabata | 2012年10月31日 (水) 20時09分
前記事の將140のこの時期(山と同じ日齢)の状態が分かると、いいんでしょうけどねぇ。
しかし、あの立ち姿、毛質は、惚れ惚れします。
投稿: Cowboy@ebino | 2012年10月31日 (水) 20時19分
Cowboy さん
おそらく同じくらいだったと思います。普通なら-0.8σ位じゃ無理でしょう。けど、今回は同様にしていてはダメでしょうから。結局、「あの立ち姿」を見て、「しまった」感は、皆感じているようです。期間が空いて、前後して生れたことで、我が家が先に去勢したかも。これも何かの運ですね。
投稿: kawabata | 2012年10月31日 (水) 22時17分
お久しぶりです。こんなちっちゃい時期から検査にくるんですね♪種雄牛になるかこれからとても楽しみです(^O^)!
そういえば学校の子牛が産まれたんですけど勝平正男くんでした。ちなみに名前は怜音(れおん)くんです。またまた担当牛が男の子でしたが角つきに負けないように頑張りたいと思います!
投稿: USISAN | 2012年11月 2日 (金) 18時04分
USISAN さん
確かに「こんなちっちゃい時期から」なんですね。どこに種雄牛が見えるのか分かりませんが、一応検査ですので。因みに、この子は受精卵の時から見ていますので、ストローに入るくらいちっちゃかったですよ。
今、注目度の高い勝平正男くんでしたか。いい仕事してくれますよ~。usi-wikiでも全共以降高いアクセスを維持しています。しっかり育てていい状態でセリに出せるよう育てたいですね。怜音くん、カッコイイ名前です。角突きはコミュニケーションのひとつなので、勝ったり負けたりして、相手してあげてください。膝を痛めない程度にね。
投稿: kawabata | 2012年11月 2日 (金) 23時18分
怜音くん今日見ましたが、勝平正とは思えない顔つき体つきですね。2代祖の日向国(だったかな?)が効いてるんでしょうね(´ω`)
あれは大きくなりますよぉ〜
投稿: しげしげ | 2012年11月 4日 (日) 10時03分
しげしげ さん
怜音ママは日向国でしたか。農業高校もなかなかレアなところを攻めてますね。日向国母体は大きく生れるのは、近所でも見受けられました。いい牛なのですけどね。
怜音くん、どこまで大きくなるのでしょう、期待ですね。
投稿: kawabata | 2012年11月 4日 (日) 22時14分
怜音(れおん)くんではなくて怜音(れお)くんでした!すいません(>_<)!!怜音のお母さんは日向国でしたっ♪セリまで一緒にいることはできないけど卒業するまで可愛がりたいと思います(^ω^)!
投稿: USISAN | 2012年11月 6日 (火) 18時42分
牛でも、iPS細胞を使って、去勢牛に精巣を復活なんて出来たらすごいですけどね。
投稿: Cowboy@ebino | 2012年11月11日 (日) 21時25分
Cowboy さん
確かにできるんでしょうね。オスから卵巣もできるそうですから何でもありです。倫理の壁はそう高くないでしょうから、iPSができれば考えている研究機関はありそうです。でも、考えようによっては、牛の毛一本で、簡単に海外へ生きた遺伝子が出て行くことになりますね。平和な日本にいては考えられないですけど、現実です。種雄牛の毛が、数百万円単位で取引されるかも。
投稿: kawabata | 2012年11月11日 (日) 22時55分