(追記)12月20日
残念ながら、非情にも去勢の連絡がありました。これで、山の種雄牛への道は断たれました。状況からみて、厳しいとは思っていましたが、やはり押し切れるだけの説得力のあるデータではなかったので、仕方ないですね。これも、また一つの種雄牛への道なのでしょう。次に期待したいと思います。
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本日12月19日は、山の種雄牛候補の2回目の検査でした。
前回から50日、生まれてから約100日となり、離乳直前にまで成長しました。食もよく、濃厚飼料もガツガツ食べ、粗飼料の食いも上々。おかげで、前回全身茶色っぽかったのが、すっかり真っ黒に。運動場に出ても元気よく、走り回ったり、先輩らと角を合わせたりと、種雄牛にになるべく、体力をつけるのに余念がありません。
いつものように、家畜改良事業団、登録協会、畜産試験場、JAの4名で来られ、測ったり、触ったり、ガン見して一通りデータをとられました。測尺結果は以下の通りです。注目は成長度合いが平均に追い付いてきたこと。前回はマイナス値でしたが、その後成長のスイッチが入ったようです。やはり、後伸びする血統なので、よく見ていかないといけないようですね。
血統は安秀165×安福165の9×紋次郎×糸光◆
今回測尺、前高93cm、後高94.6cm、胸囲110cm、腹囲125cm、+0.1σ
前回測尺、前高81cm、後高83.0cm、胸囲 90cm、腹囲 98cm、-0.8σ
また、これとは別に、ここ1週間位でもう一頭、同じ受精卵の子が生まれます。山と全兄弟で、オスなら山と比べられてどちらかを種雄牛候補として直接検定へと向かうことになります。メスなら保留でしょう。22日が予定ですが、母牛となる このみ は、まだその気は無さそうでした。元気に運動場に消えて行きました。(ウソ:そんなに広くは無いです。)
そして今回は、たかもりひめ も「触りたい」という強いご希望から、引き出ししました。彼女も同じ血統の受精卵から生まれた全姉弟(?)でして、現在11ヶ月。実際に成長した牛として見比べることとなり、安秀165や、たかもり(母安福165の9)のそれぞれの特徴を確認されていました。目下の問題は、何を着ける?といったところでしょうか。
ということで、同じ血統で、3つのステージ(産前、3ヶ月、11ヶ月)での現在、今後が相変わらず楽しみですね。
そして、7月末に直接検定にと買上げされた「北茂王」は、12月14日に無事終了したようです。そして、結果は、12月26日の検定委員会にて決定されます。これまた楽しみです。またご報告します。
いつものように触りまくり。
すっきりとしたいい感じです。ついさっきまで、フンだらけだったなんて思いもしません。
腹ができてきました。
前回とは別物になってきましたね。
なかもりナウ。1月出産予定(茂勝)。まだまだ元気です。
たかもりひめ すっかりお姉ちゃん。やんちゃを除けばいい子です。
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