種雄牛ならず 「北茂王」 残念
北茂王は、4月の検定委員会にて、不合格が決定しました。
昨年の7月に買われていった「北茂王(若)」は、4カ月間の直接検定を終了し、同年12月に検定委員会で結論が出ず、保留(更に4か月間)となった。そして今年の4月に検定委員会で審査され、結局不合格となった。
血統: 北茂勝96×安福165の9×紋次郎×糸光◆
月齢: 16か月齢
測尺: 体高131.8(0.1)
(4月) 体長155.8
胸囲:183.0
体重472.0kg
聞くところによると、成長度合いは0.1σを保っていたが、胸-腹にかけて、幅が乏しく張りがほしかったらしい。まあ、種雄牛にするには、ややインパクトがほしかった所なのだろう。血統的には茂重波の血の濃い北茂勝96(ジェネティクス北海道)を使って、宮崎の流れに一石投じようとしたのだけれど、どうも相性が悪いのかうまく表現してくれないようですね。う~ん残念の一言。
これにて、北茂王の種雄牛への道は終了となりました。応援ありがとうございました。
また次を頑張ります。
因みに、同時期に買われた「綾茂勝」も、保留という同じ道をたどり、結局同じ不合格となりました。この子は伸びる、と思っていて、北茂王がダメでも、こちらが残ると思っていたのですが、これまた残念です。
鼻紋の色紙とか、写真パネルとか用意していたのですが、・・・。特に鼻紋の色紙には写真を張って関係先に送ろうかと思っていましたが、日の目を見ず。また次回にでも。
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実に、残念です。
県内の種雄牛の多様性に寄与できたはずなんですが、・・・。
こうなると、「あいたかもり」嬢の基礎雌牛への道にも期待です。
投稿: Cowboy@ebino | 2013年5月24日 (金) 21時26分
Cowboy さん
多様性は期待できても、子にした時の展開で難点となると思われれば、バッサリですね。まあ、そうやって何頭もの候補牛が通ってきたかと思うと、やっぱり難関かと。
「あいたかもり」もそうですが、「たかもりひめ」もいます。次の波に乗れるよう体力をつけておかないと、ですね。
投稿: kawabata | 2013年5月24日 (金) 22時38分