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2013年6月23日 (日)

ねいろ の出産(初産)2013 子宮脱つき

美穂国のねいろが出産しました。ちょっと子宮脱にドタバタあり。

5月30日に予定日だったねいろだが、フツーにスルー。中は秀菊安だけど、久しく付けていなくてどんな子が出てくるか見当もつかない。まあ、初産だし10日過ぎ前後では産ませたいところ。医者に見せようか、とも思ったけど、極々最近お腹、お乳が張ってきたところなので、もうちょっと待ってみようと思っていた13日目を過ぎた夕方、お産開始だった。
初産だし、じっくり待って産道が開くのを待って自力で産んでくれるよう考えていたのて゛、ワラを切ったり、監視したりと時間をかけた。そうして時間が経ち、しっかりといきんで、そして晩の20時30分、自力で産んでくれた。

すると、無事でよかったと思い見ていると、直ぐに生まれた子を追いかけるように、赤いボールのようなものまで出てきた。やな予感、ヤバい!即座に共済に連絡。受け答えがちぐはぐなのにムッとしながら、看てもらうことに。獣医が到着次第、「子宮脱だね」と告げられ整復することに。注射して、消毒して、私も加わって2人がかりで押し込む。しかし、いきむのでなかなか入らない。入っても直ぐにいきんでまた出てくるというありさま。押しては出る、押しては出るを繰り返し1時間が過ぎ、押し込んでなんとか落着いた時、出てこないよう縫合して落着いた。消毒はしたものの、あばれたり、寝転んだりといろいろあって、あまりきれいな状態では整復できていないのでちょっと心配。感染症の注射もしてもらい、数日は様子見になった。獣医も帰った後も、いきみっぱなしで糸が切れて出てきそうな勢いだった。初産からこれでは困ったことにならなければと思うばかりでした。

そんなしている間、子牛は初乳も飲めずに母親が落着くのをじっと待っていました。おもむろに立つ練習を再開しうろうろと。ねいろも子が気になるけど、整復の時間がかかりすぎたため疲れて横になってしまう。そうしてお互いがタイミングが合わず、初乳にありつけない時間が過ぎ、結局8時間程経った4時頃飲めたようだった。こんなんでいいのかどうか、と考えるとあまりよくは無いが、初産から母乳を与えないというのはあり得ないし、次以降の事を考えると、ここでしっかり母親をしてほしかったので、とりあえずOKとした。

生まれた子は、メスの32kgほどて゛、

血統は、秀菊安×美穂国×安平×福桜

名前は「おるごる」です。

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無事出産。

P1060917

赤いものがドーンと一緒に出てきた。

P1060921

押し込んで縫合。いたそう。

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無事出てきてくれた「おるごる」。よろしくね!

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コメント

競前で大変でしたね。
32kgの雌なら、十分な大きさ。しかも、秀菊安。
秀菊安母体をお持ちで無いなら、保留もありでしょう。

しかし、子宮脱、命に関わりますからね。今後(次のお産)も、要注意ですね。癖になると聞きますし。
こちらでは、縫合では無く、モーリングを装着する農家さんもいますよ。抜糸ではなく、お産の前に切り取ればいいわけですから。

Cowboy さん
秀菊安はいませんので、保留も視野に育てていかないと。どう成長してくれるか楽しみです。ちなみに現在はシャーシゃーの下痢中です。
子宮って重いんですね。押し込むどころか持っているだけで大変で、数日は筋肉痛でした。そこで、子宮脱は結果なのですが、原因は何なのかを調べましたが、イマイチ確証は無いのですが、カルシウム不足の記事が何件か見受けられました。なので、次はそこらも管理項目になりました。再発はゴメンですね。
モーリングは痛そうですね。でも絶対出てこないでしょうけど。糸は4日目には外しました。胎盤の残りや、排出物があるそうなので、安定すればいいそうです。

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