基礎牛「このみ」の種付けでした。
基礎牛の「このみ」、指定交配の種付けでした。
昨年12月に、種雄牛候補「必」を産んだこのみですが、昨日の夕方、産後2回目の発情がきたので、本日種付けとなりました。
このみの血統は、勝忠平×紋次郎×平茂勝で
指定種は、忠富士でした。
今回も、指定種が決まらず前日になって確認したしだい。もし決まらなければ次の発情を待つところでしたが、夕方遅く決まり、受精師さんに今日の朝診てもらうように依頼したのでした。
夜は発情で牛舎内大暴れ、背中から湯気の立ち上るいい発情でした。牛舎は壊れそうでしたが・・・。
朝、まだタイミング早いかなと思いながら受精師さんに診てもらうと、「今、付けないと!」ということになったのですが、肝心の種はボンベにあらず。手配と経由箇所があり、その手続きに時間がかかり、取りに行かれた受精師さん、それから1時間後にようやく種付けとなりました。
以前、たかもりの時には、種は決まっても県内に無い・・・ということで、次の発情を待つこともありました。それからすると素早い対応でした。
今回の交配、かなり気高を意識した造りになっていますね。そこに紋次郎が絡んでいるのがミソです。ただ毛色が気になるところですが、どうなるか楽しみですね。
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コメント
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「忠富士」ですか。
かなりの近交、というか、気高・気高、してますね。
最近では、素牛に、忠富士、勝平正、平忠勝など、気高が多くなりつつあるのに、忠富士とは、う~ん、解せぬところです。
きっと、何か、特別な計画があるのでしょう。
投稿: Cowboy@ebino | 2014年2月14日 (金) 17時11分
Cowboy さん
素牛ですが、但馬も多いでしょうから、大きく生まれ、そして尚且つ肉質も期待できる所を狙ってでしょう。この子11番も出している子なので忠富士でもうまく伸ばしてくれるのではないかなと思います。
種牛は、期待したい肉質の出現率を考えるらしいので、完但馬を造ったり完気高でも、子に伝える出現率は50%なので、前回福安照だし、今回気高もうなずけるのでは。
まあまだ付けばかりなので、今後に期待です。
投稿: kawabata | 2014年2月14日 (金) 23時03分