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2015年3月19日 (木)

ノコ屑不足に竹を利用できないかな!?

牛の寝床(敷料)にノコ屑を使っていますが、近い将来不足してくることになりそうです。
代替資材として、竹の利用を探ってみました。

山林の豊富な当地は製材所も多くあり、比較的ノコ屑は安価で手に入りやすい資材でした。
それに、乾燥していることから吸湿性もあり、軽く流動性もあるので取扱い・運搬がよく、牛の寝床には最適でした。

ところがここへ来て、超巨大製材所が県内に建設され、併設のバイオマス発電で製材で出てくるノコ屑や木切れを燃やすことにより、途端に入手が困難になってきました。まだ落ち着いてはいますが、じきにノコ屑の畜産農家同士での取り合いで、手に入らない、または高価となってしまう等の問題が出てきそうです。

寝床(敷料)には、もみ殻や稲ワラも、従来から利用されていますが、安価ではありますが吸湿性に劣り、個人的にはやや後ろ向きです。シラスという当地独特の砂も安価でありますが、堆肥に混入したとき問題になります。

そこで、資源として豊富にあり、毎年生えてくる竹をうまく利用できないかと考え、粉状、または細かいチップ状にできないかと機械メーカーのヤ〇〇ーに問い合わせた結果、以下の機械を紹介されました。話が進み、実演に来られるということなので、先日見てきました。

メーカー:三陽機器㈱
名称:自走式樹木破砕機グリーンフレーカ
型番:GF128

自走して、128mm径の破砕に対応し、木でも竹でも利用でき、スピードも速く処理でき、コンパクトで軽トラにも乗る。
刃は2枚で両面使え、片面が50時間。切れなくなって詰まりだしたら自動停止する。
肝心の破砕後の状態ですが、生竹だとかなり細かくなり、粉状と5mm程のチップになりました。若干最後の切れ端で大きめの破片が出ます。
スクリーン(オプション)を付けると、全て細かくなるらしい。
体積は約1/7になるそうである。

難点は、かなりの騒音がするということと、竹または木を切り出してこないといけないということ。思ったほどの切り屑を確保しようと思うと、結構な量の竹または木が必要なる。
寝床(敷料)にするには、破片を除かないとケガをしそうであるし、竹は特にささくれ立っているので、吸い込んだり、食べたりして影響がないか、若干心配である。
そして、何より値段ですが高価で、現在の子牛の相場で2頭分(去勢でw)は必要でした。

他の利用価値を見いだせる環境で、竹の処理に困っていたり、籾殻などと混ぜて利用を考えてたり、堆肥の利用に、等などあれば十分使えそうです。

かなり音がします。注意ください。




結構細かくなります。このまま堆肥処理できそうです。




キャタピラなので動きも安定しています。

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