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2015年9月

2015年9月23日 (水)

きょうだい検定による受精卵を移植。種雄牛への近道かな?

今日9月23日に、きょうだい検定の受精卵を移植しました。
貴重な卵で、且つ数も限られているので、かなり慎重を期しての移植になりました。

きょうだい検定は受精卵移植技術を活用した種雄牛造成事業で、県の畜産試験場が主体となって、育種組合員によって実施されます。この事業で生まれた産子のうち、オスは直接検定牛の選考対象になり、メスにおいても県内保留しマークされます(次期基礎牛候補として、たぶん)。

都城地域では久々のきょうだい検定で、前回は我が家の「たかもり」の検定が2011年に移植して以来の6年ぶりです。その時は、オス頭数も少なく、目にかなう産子も出来てこなかったことから、直接検定までは至りませんでした。ですが、メスは数頭残っている状況です。我が家にも一頭「たかもりひめ」がい保留されています。

今回の受精卵は、当三股町「ななこ」と都城市「まつはな」で、産肉能力がいずれも高く育種価もすごいらしい。(詳しくは書けませんが)
「ななこ」は、安平×糸秀×安福(岐阜)で、第1花国と福之国で採卵されましたが、その後体調がよろしく無く、現在どうなっているかはわかりませんが、この受精卵で血を繋ぐことになるようです。
「まつはな」は、第1花国×平茂勝×安平で、勝平正で採卵されています。もう殺処分になっていますが、勝平丸(後代検定結果BMS7.3、4・5率100%)との血縁で、高能力を引き継ぐ牛らしいです。

よって、今回は地元「ななこ」の第1花国にエントリーし、本日移植の運びとなりました。ただ、この第1花国の卵、結局4個しか回収できておらず、更に貴重さが増している状況です。本来20個Aランクを回収し、移植して半分受胎し、その内半分づつがオスとメスで、そのオスの中から直接検定牛を選定するというもの。なので、4個の卵では直接検定にたどり着くこと自体奇跡に近いですね。

これらを踏まえて、受胎率100%を目指し、選定した母牛は若くてカワイイ勝平正の「せいか」で、2産したところでした。
7月末に産後2回目の発情確認し、8月1日排卵確認、9日移植予定でしたが、移植前日に子宮の締まりが弱く断念。
次の発情を8月23日確認したものの、8月31日の前日確認でまたしても締まり具合で断念。やや発情も弱く、黄体形成もやや難があった。
3度目の正直と、9月16日発情確認で獣医と相談し、投薬してもらった結果、9月22日前日確認良好で本日移植できました。後は祈るばかりです。
そもそも、この暑い時期に移植をスタートさせる事業に問題もあるのですが、とりあえず受胎させることに全力投入で、分娩間隔は度外視です。

とりあえず第一段階はクリアしました。次の発情確認から続く永い永いステップをすべてクリアして、種雄牛にたどり着くには2年後。その能力を確認するには更に4年後?
気が遠くなりますが、また牛飼いとしての楽しみが一つ増えました。
種雄牛の道に何とか乗せてやりたいですね。
「ななこ」の生産者産のためにも。


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キレイキレイして

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ソーッと注入。右でした。


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SD107-8A、と書いてあるはず(拡大してみると書いてありました)。
スーパードナー107番!


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カワイイせいかちゃん。ガンバっておくれ~

2015年9月16日 (水)

まかろん のセリ市

9月度の都城セリ市に、「まかろん」が出場しました。

日齢:291日
体重:290kg
セリ値、627千円でご購買頂きました。
行先は山形県、JAみちのく管内に行くことになりました。
繁殖か肥育かはわかりませんが、平均を上回る高値でのご購買ありがとうございました。
また、同じくセリに参加していただいた方々も、大変ありがとうございました。

「まかろん」は、その名の通り産まれたときは、コロコロと走り回るやや小さめの子だったのでその名前になりました。ですが、さすが福桜「かつこ」の子、父美穂国の力も加わってグイグイ大きくなりました。途中、血便でヨロヨロな時期を過ごしましたが、持ち直してからの成長はすさまじかったです。
おかげで、郡品評会にまで連れて行ってくれました。
きっと、行った先でもいい成長の流れで育ってくれることと思います。

血統は、美穂国×福桜×上福×安平
かつこの7産目、H26/11/28産まれ。
胸囲156cm、腹囲190cm、栄養度6、マニュアル合格でした。

母牛「かつこ」は、次は安平王が付けてあり、10月出産予定。

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郡品評会直後、やや疲れ気味。

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セリ前日、最後の運動場遊び。友達らとひと時を過ごしました。

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郡品評会の二等賞のたすきと、マニュアルOKの額章をつけてのセリ市でした。

9月度の都城セリ市の結果は(Twitterより)、
最終結果(売却/税込) 雌436頭 平均646,350円、 去532頭 平均714,903円、 計968頭 平均684,026円  前月累計比25,184円高でした。

2015年9月 7日 (月)

まかろん の郡市和牛共進会(MGGCin都城)でした。

9月7日は郡市和牛共進会(MGGCin都城)が開催され、まかろん が出場しました。

結果は、残念ながら2等賞でした。(優等-7頭、1等-13、2等-13)

やはり、少し肥え気味に成長していたのを、町の品評会時に把握していましたが、その波を止められず、結果してぽっちゃりしてしまいました。
同じ部屋に2頭で入っているのですが、食べる勢いは激しくて、争うように食べてたので致し方ないかという感じ。
母年齢も10歳と高齢牛の域に入ってきてますので無理ないかも。(育種価は上がったんですけどね)

でも、都城9月齢ランキングで、ベスト33に入った!ということで気を取り直してセリに向かおうと思います。(9月出場頭数33頭でしたのでw)

血統:美穂国×福桜×上福×安平
生年:H26/11/28
測尺:体高116.5cm、体重291kg
日齢:283日齢

参考までに、出場ラインナップは
美穂国20頭
勝平正 5頭
秀菊安 4頭
忠高盛 3頭
耕富士 1頭

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参加賞は肉券、期限短し><。右は首にかける襷(たすき)。

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体型はいいんです。背線しっかりしてるし、腹も張ってます。
それに育種価も上がったし^^


2015年9月 6日 (日)

虹色トウモロコシ(ジュエリーコーン)の栽培

FBをしていて飛び込んできた広告が、「虹色トウモロコシ(ジュエリーコーン)」という名のトウモロコシでした。それが、あまりにもキレイで魅力的で、なおかつ独創的でしたので速攻で種子を注文しました。

小さな封筒で届いた種子は、彩も様々で、まさしく異彩を放っていました。でも、正直本当に色々な色になるのか、不思議でしょうがない。50個注文したうちの半分を今年試してみることにしました。

牛の飼料としてトウモロコシは栽培していましたが、こういうのはいまいちわからないw。とりあえず育苗ポットに適当に畑の土を詰めて、種子のヘソを下にして埋め込み水やりしておきました。ホントはもっと丁寧にしたかったのですが、牧草の収穫やら、水稲の準備等で、とても時間がさけなくて、実にテキトーでした。
数日して、土が盛り上がりだし発芽開始。小学校の時のアサガオを思い出す感じ(古杉)

直ぐに大きくなってきたので、慌てて家の隅の一角に小さな畝たてをし、植え替え。この段階で25個の種子から20個発芽したので、20本の植え付けができました。後は太陽と土と水の恵みにお任せしました。

でも、自然というものは無情で、日照不足で弱々しく、豪雨で根本が洗われフラフラに、そして強風・台風でなぎ倒され、葉っぱはちぎれ、とても自然の恵みどころではない今年の春から夏にかけての気候でした。更にはモグラは掘り起こすし、アブラムシは付くしで、ホントに散々な状態です。土寄せして、支柱で支えをして、追肥をしてとしましたが、背丈に届くのは数本。朽ち果てたのも数本でした・・・悲しい><。

それでも残ったものが、何とかひげを出し、先には花を咲かせてくれました。こんな、恐らく数十キロ四方を見渡しても、同種類の仲間はいないこの場所で、ヨレヨレになりながら自分達の子孫を残そうと、残った者同士力を振り絞って交配している姿を見ていると、よくガンバッたなと感心。何もできないので見守ってやるだけです。

程なくして、だんだん実が膨らんでくるのがわかりました。
うれしいのと同時に、早く中身が見たい。
この虹色トウモロコシは食用なので食べてみたい。
でも正直、キレイだったら飾ってみたいし、次の世代用に種子も取りたい。
種子の販売サイトを見てみると、ひげが茶色くなると色が付いた証し、と書いてある。ということは、はやどりすると色が期待できない?でも食べてみたい。なので、中位のと小さいのを少し早く取ってみました。

開けてみると、黄色っぽいものの中に赤や黒っぽいものが混じり、小さいものに至っては実はほとんど付いてないが、青い色のものを付けてて、どちらも正に異彩を放っていました。これはスゴイですw~。となると、残った他のも気になる気になる~

で、この2つだけ茹でて食べてみました。悩んで収穫するのが遅かったようで少し硬かったです。味はというと、質素で素朴な感じで、むかーし食べたトウモロコシようでした。こんな彩り豊かなものに懐かしさを感じるという不思議な味がしましたね。

残ったものも、ひげが枯れてきたのですべて収穫。ドキドキする中、開けてみると、それはそれは色々な色したトウモロコシが出てきました。それぞれに色が偏っているようで、赤系統、パステル系統、黒っぽい系統、黄色っぽい系統と別れていましたが、それぞれの個体の中でも、いろんな色で覆われていました。

出来具合は見ての通りバラバラで、実のあまりついていないものもありましたが、今年の気候を思い返すと、よくこれだけでも収穫できたなと思うばかりです。そんなことより、同じ品種の種より、よくこれだけ色々と発色するトウモロコシができるものだなと感心しました。
この種子は、F1などの交雑種ではなく品種改良による固定種らしいので、なおさらおもしろいですね。

そこで、気になるのは、今回収穫した実から、同じように栽培できるのかが疑問です。固定種と書きましたが、実際にこの実から栽培してみてどうなるのか気になるところです。
それに、この色の違いで次世代での発色は変わるのか。やってみないとわかりませんね。

ということで、今回の収穫した実(種子)で2期作目を栽培してみたいと思います。
色々と分からないことばかりで、ウキウキさせてくれるトウモロコシです。

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色とりどりの種子、ワクワクしますね。

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20/25発芽。いい感じで育っています。


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ねこの額ほどのスペースに植え付け。


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日照不足が見て取れますね。伸びないし><


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必死に立っています。根っこも洗われて倒れそうです。右下のように朽ち果ててるものも。
背丈ほどのものは5本程か。


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そんな中でも、出穂です。がんばれ!!


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初収穫。いやいや、こんな色ってないでしょ。青ってw
味は質素な感じ。逆にスイートコーンでなんて甘いんだと思う次第。


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全部収穫、種子用です。たったこれだけです。
それでも、そのポテンシャルを感じずにはいられないですね。


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パステル系統

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これから5個ずつ採種。


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順調に伸びてきました。2期作間に合うか?色はどうなる~

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