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2015年12月10日 (木)

安平王の後代検定の結果が出ました。

安平王の後代検定の結果を見に、ミヤチク高崎工場へ行ってきました。

去勢12頭
枝重469.6kg、ロース芯64.3cm2、バラ厚さ7.5cm、皮下脂肪厚2.2cm、歩留基準値74.8、BMS6.0、という結果でした。
等級別でみると、A5-2、A4-9、A3-1で、A4・5率で91.7%と高い数字となりました。

詳しい結果は、牛wiki に載せたいと思います。(いましばしお待ちを)

牛wiki-安平王

宮崎県家畜改良事業団HPに正確な結果が出ています。

安平王後代検定結果

全体として、個々の数字からはややおとなしい結果となりました。
枝重やロース芯、バラ厚等は量に影響するとこですので、もうひと声数字がほしいところでだと思います。

ですが、血統的に見て、4代祖まで但馬で固定されていることを考えると、なかなか健闘しているのではないかなと思われます。歩留基準値もかなり高い数字に留まっていることと皮下脂肪値を見ると、無駄の少ないまとまった枝ではないかなと思います。

そして、気になる肉質としてみると、BMSは平均6.0ですが、上から並べてみると、
(9、8、7、7、6、6、5、5、5、5、5、4)で、飛びぬけてるものが少なく、平均的にまとまった結果が出ているものと思います。モモ抜けも総じてよく出ていると感じました。

口蹄疫以降、間接検定で結果を見てきましたが、今回の安平王から元の現場後代検定に戻りました。大変注目される結果だったのですが、幸先よく、とまではいきませんでしたが、実際現場で交配される種雄牛としては、そん色無く、よく安定した結果が確認できたのではないかなと思いました。
この後、メスの結果や、一般出荷の結果が3月頃までに出揃ってくるので、今後に期待したいと思います。

今回、試験交配から出産、育成し、肥育、と、各場面において、安平王の検定結果の為にご協力いただいた繁殖・肥育農家さん、事業団さん、JAその他関係者の皆さん、ありがとうございました。

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