このみ の出産 再び種牛の道へ~2016
2月17日、「このみ」が待望のオスを産んでくれました。
昨年成し得なかった、「このみ」の種牛への道をスタートできます。
このみ も3回目の種牛への道ですが、1回目は検査で落ち、2回目の昨年は亡くしてしまい、今回どうなるかと心配していましたが、無事オスを産んでくれました。ひょっとするとメスかもと、覚悟はしていましたが、基礎牛になって3連ちゃんオスです。正直スゴスギW
でも、お産はすんなりいかず、獣医対応でした。
陣痛を確認したのは午後2時、1次破水は7時と待った上、袋はそれから1時間後の8時に出て、それから9時になっても足も出てこないと不穏な感じ。捻転ではないにしても、想定されることを考えると、子と母体を考えると自力には限界があるので、即電話。
来て貰った獣医曰く、中で回ってて且つ大きいので産道に乗らなかったもよう。頭と足とを滑車で引っ張ってどろ~んと出てきてくれました。全然いきまないので心配しましたが、産道も十分開いていたようで、結果して安産でした。
速攻で確認すると、付いてました~タマタマ。そして、その出てきた子の大きさに、ビビりました。大きいというより巨大です。見た瞬間に50kgって思いました。いや、それ以上かもです。
血統は
勝平正×勝忠平×紋次郎×平茂勝
基礎牛としての指定は忠富士でしたが、種付けの時あまり状態が良くなく、忠富士を使うのを躊躇して、第2指定の勝平正にしたのでした。その時既に、忠富士後継の新規種雄牛が名乗りを上げていて、逆に勝平正がいない上に地元でもあることも後押ししての勝平正でした。
結果して、忠富士後継が乱立するところへ、勝平正で攻勢をかけるのも面白いし、勝忠平母体というのも目を引くのかなと期待をしているところです。
何にしても、元気に育てることに専念し、種牛の道を少しでも続けられるようにしたいですね。そして直接検定に送り込みたい子です。
袋は出てても全然いきみません><
でも、スゴイお腹してます。
人懐っこいです。ボーっとしてるとも言いますが。
ガッチリしてます。
お乳もしっかり飲めるようです。
足長ですね。
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