« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »

2016年10月

2016年10月29日 (土)

久々の導入、華春福

10月28日は鹿児島より繁殖牛の導入でした。

曽於中央家畜市場より、華春福を導入しました。
県外からの導入は久々です。

町の採卵用の繁殖牛導入事業が昨年あり、エントリーしておりましたが、なんとか本日の購買になりました。今、人気の的である華春福ですので、皆さんの狙いも同じようで、難しかったようです。
直接セリには町役場とJAにて代理購買でしたので、私自身は行きませんでしたが、どれも「高い!」と嘆いていました。

そこで我が家に来たのは、日齢284日、体重278kgの子。
血統は、華春福×百合茂×安糸福で「みくの1」。
測尺結果、前高118、後高122、胸囲152、腹囲175です。
ややこじんまりしておりますが、体上線がよく、背幅もあり、肩付きが良く、前がちな体型で栄養度も含めてすっきりした子でした。我が家にはぴったりの体型です。

まずは初産を産んでからの採卵となる予定ですので、しっかり種付けしたいところですね。
やはり初産の種は「安平王」でしょうかね。
無事に産まれれば、来年採卵です。種は現在検討中です。
何にせよ、県内の種ですので、何でも付けれますね。

14595751_742387482593365_6246064943

14907273_742387505926696_3864739762

14595780_742387542593359_4899767999

14572886_742387572593356_6323809134

2016年10月18日 (火)

「蔵」「統」「おうらばとら」のセリ市と、「かつこ」の別れ

9月、10月のセリ市をまとめて。

9月16日は「蔵」のセリ市でした。

体重は320kg、日齢287日、胸囲162cm、腹囲190cm。
セリ値822千円で、宮崎県経済連さんでのご購買でした。
経済連さん、そしてセリに参加していたただいた方々ありがとうございました。

血統は、勝平正×茂勝×安福165の9×紋次郎
母は「あいたかもり」で、安平王の異父兄弟の妹。「たかもり」の指定交配の最後でした。

産まれてすぐから茂勝の特徴なのか、前駆がガッチリしているのが分かりました。
成長するにつれ勝平正に似てくる感じで、全体的にはボリューム感はありますが、やや背幅に欠けるところの子でしたね。
14368767_718353348330112_9211906694



変って、
10月17日は「統」と「おうらばとら」のセリ市でした。

「統」は、体重は313kg、日齢274日、胸囲160cm、腹囲185cm、栄養度5-。

セリ値764千円で、鹿児島のMファームさんでのご購買でした。
ありがとうございました。
血統は、勝平正×安福165の9×紋次郎×糸光◆で「たかもり」の子。
13産目、御年16才と、高齢出産にもかかわらず、300kgを超える子を生産してくれてます。
昔に比べれば、やや、衰えを感じる時がありますが、まだまだ生命力は強いですね。
お腹には清福久が入っているので、この子を見た後、今後の進退を考えたいなと思っています。
14724567_734722320026548_4094899145


そして、
「おうらばとら」は、体重は279kg、日齢295日、胸囲152cm、腹囲187cm、栄養度6。
セリ値652千円で、全農トウキョウのK野さんでのご購買でした。
トウキョウなんだーと、ちょっとびっくり。
ご購買ありがとうございました。
血統は、安平王×美穂国×福桜王×日向国で「すうぱあせる」の子。
初産なので、やや小柄ですが、但馬らしさがあり、伸びのある子でした。
保留も考えたのですが、すうぱあせるの結果もほしいので出しました。
それと、血統からも分かる通り、王が被っています。間に美穂国を挟んでいますが、父方にも母方にも「たかもり」が出てくる近親交配になります。そのことが、産子に影響ないか確認をしたかったのもあったので試してみたところです。
安平王×福桜王の交配も可能なのですが、そこはまた今度ということで。
無事に成長できたので良かったなと思っているのと、そんなことができる生産者もあまりいないだろうなと思った次第です。
14567981_734722340026546_3041801508

最後に「かつこ」を妊娠牛で出しました。
血統は、福桜×上福×安平、H17年生まれの8産目。
お腹には「安平王」。
体重666kg、セリ値683千円でした。
県内の方がご購買でした。ありがとうございました。
お産後、狂暴化することと、妊娠鑑定時に判明した脂肪壊死症と、後ろ足をややかばうのをアナウンスしてのセリでしたので、やや厳しいセリだなと思いましたが、予想以上の評価でした。
この「かつこ」と美穂国との相性は抜群で、2頭も郡品まで連れて行ってくれ、更にはその郡品の子の産子も、郡品に行く子が出る家系でした。
体型の崩れないしっかりした福桜でしたので、ここまで引っ張りましたが、流石に時代について行けないですね。
長きにわたって貢献してくれました、ありがとう。

14729271_736104903221623_3438922553

« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »

2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

GoogleAdsence

  • GoogleAdsence
無料ブログはココログ