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2016年12月 6日 (火)

宮崎県家畜改良事業団 西米良種雄牛センターへ

地元三股町の和牛部会の研修会で、宮崎県家畜改良事業団西米良種雄牛センターへ行きました。

口蹄疫後、分散管理となった宮崎県の種雄牛は、元の高鍋種雄牛センターと、新たに建設されたこの西米良種雄牛センターに分かれました。
その新たな種雄牛の牛舎を是非見に行こうということで、今回の見学研修となりました。

※断っておきますが、内部の見学は高鍋も、ここ西米良も完全ダメです。

周辺家畜が少ないことや、交通アクセスが確保できる、等の要件を満たす数十カ所の候補地の中から選定されたようです。
まわりは全く何もなく、草と木が生い茂る山ばっかりの地です。アクセスを確保できると言っても、向かった道路はがけ崩れの補修が行われていたり、落石注意と書かれた看板を過ぎると、ホントに落石がここそこにコロがってたりと、正に山奥の地に築いた種雄牛センターでした。スマホのナビを頼りに向かいましたが、ホントにこの道でいいの?とナビに聞くと、行け行けドンドン!と指図するので半信半疑で走らせると、ナビ通りでした。

因みに、この場所は携帯の電波は届かない可能性があります。softbankは無理でした。

着くと、そこだけは山の中に立つお城のようでした。最新設備で覆われて、中に入れる気配はありません。なので、見れないことを条件で事前にお願いし、外で説明を受けることにしました。
現在は20頭もの種雄牛がここでは管理されていて、採精もここで行われるそうです。
他に衛生管理や入退場、搬入搬出等の動線も決められており、完璧な管理がなされてることを実感しました。
以前は種雄牛を間近に目にすることができ、その堂々とした佇まいにワクワクしたものですが、そんなことは遠い昔の話になってしまいました。
種雄牛を生産しても、見れるのは6カ月ほどまでで、あとは写真や動画とストローぐらい。
実に残念ですね。

ですが、こうやって大事に丁寧に安全に管理されてるかと思うと、安心しました。

もう二度と、あのような事にならないよう、願うばかりです。

場所(GoogleMap)>宮崎県家畜改良事業団西米良種雄牛センター

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白い建物が牛舎棟。管理棟や飼料庫などが見えます。

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フェンスで覆われ、消毒の施設が見えます。

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外観


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「忘れない、そして前へ」宮崎牛

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