牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その6)。
県の家畜防疫対策課より、対応結果の電話連絡を頂きました。
9月19日 17:55 宮崎県 家畜防疫対策課 防疫指導担当 T口氏 電話にて
(県)登録協会へ再度説明した結果、やはり変わらず。
「登録協会内で協議した結果、個別の対応はできない。
どうしても、ということであれば支部へ再度要望をあげてほしい」
という回答だったとの説明だった。
(私)そうですか。
確認ですが、ガイドラインに「本病の衛生対策としては、家畜の飼養者、家保の職員、獣医師、
家畜人工授精師、関係機関等が一体となって取り組むことが基本・・・」と頭に謳ってありますが、
この関係機関等に登録協会は含まれるのでしょうか。
(県)「・・・と思いますが」といったような不明瞭な回答。
(私)関係機関では無いわけがないです。これだけ和牛に関係している機関はないです。
この登録はもとより、共進会や種雄牛造成とあらゆるところで関わっています。
必ず該当します。
そのことを踏まえても、今回のBL対策には協力的でなくてはならないと思います。
今現在、各所でBL対策協議会が立上り、市場の清浄化に取り組んでいるところ、これから協議を
進めるところとあります。
その対策協議会のメンバーに、登録協会は含まれてますでしょうか。
(県)現在立ち上がっているところについては、登録協会は含まれていません。
(メンバー表にて調べてもらいました。)
(私)驚きました。都城は含まれていないことは存じていましたが。
そのことからも登録協会がBL対策に後ろ向きな対応になるのではないのでしょうか。
本来、BL協議会に登録協会も含めるべきです。
それと、宮崎県としては、BL対策により県内全域の清浄化を目差しているということでいいので
しょうか。
(県)勿論です。県で予算を確保して、条件はありますがBLの検査費用は補助する形で推進しています。
(私)費用を当てることは他県もやられているのではないのでしょうか。
県として清浄化を推進している事とは言えないのではないのでしょうか。
(県)他県では補助の形で予算化されてるところは無いと思います。
よって県として費用面での推進はしてます。
(私)では、私の農場が清浄化しているということは、県の方針に合致しているという事です。
清浄化を達成した農家はその先端にいるということになる。
にもかかわらず、清浄化農家は冷遇されているのではないでしょうか。
前回の電話時、登録検査を時間差で後から来ることを提案されていましたが、なぜ清浄化農家が、後から
コソコソと登録検査を受けに行かないといけないのでしょうか。
清浄化が標準なのであれば、むしろ優遇されてもいいはずである。
わざわざ別便のトラックの手配をしないといけないのか理解できない。
そして、県として県内全体の清浄化へ向けて動けないのか。
各市場ごとにBL対策が進められている。この現象は他県では見られない現象と思う。
現在肉質では他県とも差がなく、旨味、味に差をつけようとオレイン酸を謳ってる県もあり先行され
ている。
ですが、これから先は安全安心が求められてきている。
県全体でBL対策に打って出れば、その先端県に出られる。その一番近い位置にいると思う。
都城もこれからだが、南那珂、延岡も追随してくれば県を挙げての安心安全を発信でき、先進県に
なれる。
やる気の問題でもあるけど、県からのもうひと押しが必要な時だと思います。
今回の件は実に残念です。
ですが、再度要望を上げて、とあるので再度要望書を上げたいと思います。
前回の牛は9月分娩ですのでその牛と、新たにもう1頭の2頭を12月に登録検査予定です。
未登録のまま分娩していますが、登録無しと云うわけにもいきません。
だからと言って、集合検査でBLをもらって帰るのはもっと嫌です。それこそ本末転倒です。
ですので、再度ご協力お願いいたします。
(県)了解です。
~以上~
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