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2020年3月

2020年3月19日 (木)

論 のセリ市でした。

3月17日は論のセリ市でした。

血統は、二刀流×忠富士×安平×糸秀
体高121、胸囲153、体重293kg、日齢275日で
セリ値659千円と、高値でご購買頂きました。
大変ありがとうございました。
地元都城の肥育農家さんへとお世話になることになりました。

二刀流は美津照重×安福久×勝忠平の血統で、来年7月の結果ですのでフライングもいいとこですね。

二刀流といえば佐土原の永野正純さんの生産された種牛。
安平、福桜を生産され、その子孫も繋養されていたにもかかわらず、あの口蹄疫で全頭殺処分。
そこからの再起で生産されたのが二刀流です。
なので、いい結果になることを期待しています。

因みに、美津照重からは、奥友博、美津照菊、美津秋、そして二刀流の4頭がラインナップしています。
この中では奥友と照菊は育ててみましたが、やはり有力なのは今回の二刀流かな~と。
まあ分かりませんので、来年の結果を待ちましょう。

ということで、今回の子牛もBLフリーのモネンシンフリーでお届けしました。
来月もよろしくお願いいたします。

追伸、今月はセリのLiveを見られる方が多くて、かなり止まっていましたね。
サーバー強化をお願いしたいところですね。

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2020年3月 4日 (水)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その10)。

2月21日登録検査当日。

 

8時過ぎ 現場着。

   計量後、他の牛達と離れた場所に繋留

   検査番号も、最終番号をもらう。

順次、測尺・鼻紋取り。

9時~  JAあいさつと近況説明、登録協会あいさつ。

9時15分 4班に分かれて事前検査。

     全頭引き出しの号令で、他の牛達は整列することになった。

     私が担当へ「後からだな!」と確認すると

     担当は「そうだ!」と回答。

    ※この場で、初めてBL対策が行われると決定した。

     よって、他の牛達とは別に繋留待機。

順次   事前検査終了後、点数の低そうな牛から順次呼ばれ、再度整列。

     点数の低い牛から順に点数を決定する。

     終わった牛から帰路へ。

     最高得点の牛の点数を決定し終了。

ここからBL対策検査

     我が家の牛2頭を引き出し整列。

     1頭ずつ検査し点数決定する。

     2頭順次決定し、終了帰路へ。

 

ただ、これだけのことです。

これでガイドラインに則った、「清浄化を達成した農場の清浄性の維持に努める」

ことが達成できると思います。

登録協会が実施する登録検査が、BL対策のセキュリティーホールとなり、そこが蟻の一穴として

清浄化農場を崩壊させ、更には清浄化を維持するモチベーションまでも奪うことになりかねません。

今回のBL対策は効果はありますが、万全ではありません。

皆で議論して、もっと完全な形での対策にしていってほしいと思います。

 

【今回結論に至ったBL対策】

BL対策(登録検査)

 ・12月~2月に限定して行なう。

 ・到着しだい測尺し、先行して検査する。又は、他の牛終了後、最後に検査する。

 ・検査終了後、直ちに退場する。

 

   *吸血昆虫の活動が最も少ない時期を選定。

   *繋ぎ場は、他の牛とは10m以上離す。

   *他の牛とは別に、先行して検査する。又は、最後に検査する。

   *なるべく、あいさつや話を排除する。

   *即座にその場を離れ、他の牛との共存時間を極力少なくする。

 

※留意する点として、登録検査には登録規定というものがあり、期限が決められています。

 「生後14ヶ月以上、30ヶ月未満」

なので、お産との兼ね合いを考えて、冬季の吸血昆虫の活動が少ない時期を考慮して受験した方がいいです。

また、産まれた子牛が生後6か月未満での子牛検査が期限となる為注意が必要です。

 

 

2020年3月 3日 (火)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その9)。

2月18日(検査3日前)にJA担当者と補助者で話した。

 

(JA担当)前回に話の出た「場所」の話は登録検査実務必携に明示があった。

   「公の場所で行い・・・」と明記されている。

   但し、集合して一斉に並んで検査とは書いていない。

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(JA補助)児湯地域は検査場所に来た牛から順に検査していく。

   終わればそのまま帰ることになる。

   比較審査ではないので出来るが、後が詰まってスムーズに進まないこともある。

(私)比較審査でなければ、並べて検査する必要はないはず。

   今月連れていき検査を受けることは決まっている。

   前回提示した条件はいかがか?

(JA担当)従来通りの検査となります。

   前回の提示内容は協議できていない。

(私)検査を受けることは決まっている。

   後は検査時のオペレーションのみ。

(JA担当)提示された条件のように、先に検査して終わらせて帰るのには、

   他の方からの反発をかう恐れがある。

   話はできていない。

(私)だったら、後にしてはどうか?

   他の牛達との物理的な距離があれば問題はない。

   但し、後になることで現場に留めおくことで時間はかかることになる。

   そのことで、BLの清浄化をすると登録検査は後回しになるという、悪いメッセージを他の方たちに与えてしまう。

   やはり、提示の条件のように、先に終わらせて先行して帰るほうが、

   後々のBL検査に踏み切る方へ利点として説明できる。

(JA担当)再度持ち帰って協議する。

 

 

2月20日(検査前日)JA担当者よりTEL。

(JA担当)やはり難しい。

   課長と相談したが、可も不可もないと。

(私)やると決めて、やりきったらどうなのか。

   後回しでもいいので、他の牛が検査終わってからの検査では。

   但し、後回しになって残っていることは、全体に説明してほしい。

(JA担当)難しい。

(私)他に相談する人はいないのか。

(JA担当)上司が判断していない。他の指導員ともこの件は話は出来ていない。

(私)当日、検査前にBL対応について自身が説明するだけでいいのでは。

   腹を決めてやるだけ。

   後回しでもいいので、やる方向で進めてほしい。

(JA担当)再度検討する。

 

2月20日(検査前日)その後、来所。

(JA担当)無理です。

   課長と相談した結果、「組織の人間だ!」と言われた。

   関係個所と合意形成が出来ていない。

(私)我々はこれまで防疫の話をしている。

   組織の話は関係なく意味がない。

(JA担当)最後にすると言うことだが、他の牛達が検査し帰った後に来て、

   そこから検査するのはどうか。

(私)運搬と引手の手伝いの段取りは出来ている。朝の受付時に連れてくる。

   そもそも、他の牛が帰ってからって、何時になるのか分からないし、その意味が分からない。

   それは、後に残る牛がいる事を他の方達に説明するのがイヤなだけではないのか。

   それに、検査後は多頭と高齢者宅に検査に行くのではないのか。

(JA担当)同じ空間(検査場)にいる事で、感染の恐れがあるのではないか。

(私)その為の10mの距離を確保するよう条件とした。

   ガイドラインでは物理的な距離を確保することが望ましい、としている。

   概ね5mとしているが、2倍の安全率で10mとした。

   同一空間でもこれだけあれば問題はない。

   後は現場のオペレーションの問題。

   自信を持って説明し、検査を動かせば大丈夫。

(JA担当)最後に回すことで調整する。

 

 

 

 

 

2020年3月 2日 (月)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その8)。

先日1月28日、JA課長と担当者と話をした。

 

(JA課長)今回の再度の要望書をJAのトップに伝えてある。

   そして、登録協会へも再要望が出てると説明した。

   登録協会は、前回同様に家保が回答している通り対策すれば問題ないので、

   従来通りの対応をする、と回答してきた。

(私)そもそも、集合検査する事とはどこに明記、取り決めされているのか。

(JA課長)はっきりしたことは言えないが、「公の場所で検査する・・・」

   と明記があった気がするので、確認する。

   但し、「集合」という言葉は無かったかもしれない。

   今回の要望のことを登録協会のK部長に確認したところ、その「公の場所で・・・」

   と決まっていると言っていた。

   再度確認してみる。

(私)県の防疫課から登録協会へ、今回の要望について聞いたときは、「年間6千頭検査してて

   手間・時間がない為」との理由を言われ断られたそうである。

   そんな話は登録協会は?

(JA課長)私には頭数による手間・時間の話は無かった。

(私)県はHPの「県民の声」にて「集合についてはリスクがある」とはっきり回答した。

   今後、共進会や登録検査についても調整してくることもありうる。

   その時には現場から、このような問題が出てることを上げてほしい。

(JA課長)支部ではなくもっと上位の機関での取り決めなのでそこでの対応となると思われる。

(私)JA都城のBL対策協議会のメンバーに登録協会が入っていないが何故か。

   元々、肉牛子牛生産するには、子牛登記も母牛の登録検査もあって初めて生産できる。

   登録協会がいてこそ肉牛生産できる。

   BL対策協議会に登録協会もメンバーとして入るべきである。

(JA課長)立ち上げ時、県からの指導は無かった。

   地域独自の対策の為、関係必要組織は全て入れたつもりである。

   JAが登録協会の支所の扱いも受けているので。

(私)それならば、「集合」の明記があるとの条件で、考えうる対策をしたい。

   本来なら自宅検査が物理的に隔離するので完璧だが、やむなくの対策を考えたい。

   以下を提示した。

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(JA課長)とりあえず持ち帰って確認したい。

   「はい、了解」とは言えない。

   和牛部会、JA内、登録協会等関係個所への説明・承諾もあるので。

(私)登録できる期限もあるので確認方よろしくお願いします。

(JA課長)「公の場所・・・」の確認も含めて持ち帰る。

 

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