牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その10)。
2月21日登録検査当日。
8時過ぎ 現場着。
計量後、他の牛達と離れた場所に繋留。
検査番号も、最終番号をもらう。
順次、測尺・鼻紋取り。
9時~ JAあいさつと近況説明、登録協会あいさつ。
9時15分 4班に分かれて事前検査。
全頭引き出しの号令で、他の牛達は整列することになった。
私が担当へ「後からだな!」と確認すると
担当は「そうだ!」と回答。
※この場で、初めてBL対策が行われると決定した。
よって、他の牛達とは別に繋留待機。
順次 事前検査終了後、点数の低そうな牛から順次呼ばれ、再度整列。
点数の低い牛から順に点数を決定する。
終わった牛から帰路へ。
最高得点の牛の点数を決定し終了。
ここからBL対策検査
我が家の牛2頭を引き出し整列。
1頭ずつ検査し点数決定する。
2頭順次決定し、終了帰路へ。
ただ、これだけのことです。
これでガイドラインに則った、「清浄化を達成した農場の清浄性の維持に努める」
ことが達成できると思います。
登録協会が実施する登録検査が、BL対策のセキュリティーホールとなり、そこが蟻の一穴として
清浄化農場を崩壊させ、更には清浄化を維持するモチベーションまでも奪うことになりかねません。
今回のBL対策は効果はありますが、万全ではありません。
皆で議論して、もっと完全な形での対策にしていってほしいと思います。
【今回結論に至ったBL対策】
BL対策(登録検査)
・12月~2月に限定して行なう。
・到着しだい測尺し、先行して検査する。又は、他の牛終了後、最後に検査する。
・検査終了後、直ちに退場する。
*吸血昆虫の活動が最も少ない時期を選定。
*繋ぎ場は、他の牛とは10m以上離す。
*他の牛とは別に、先行して検査する。又は、最後に検査する。
*なるべく、あいさつや話を排除する。
*即座にその場を離れ、他の牛との共存時間を極力少なくする。
※留意する点として、登録検査には登録規定というものがあり、期限が決められています。
「生後14ヶ月以上、30ヶ月未満」
なので、お産との兼ね合いを考えて、冬季の吸血昆虫の活動が少ない時期を考慮して受験した方がいいです。
また、産まれた子牛が生後6か月未満での子牛検査が期限となる為注意が必要です。
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