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2020年4月

2020年4月17日 (金)

日 のセリ市。

日 のセリ市でした。

血統は、百合茂×安福久×忠富士×北国7の8
体高120、胸囲152、体重286kg、日齢277日で
セリ値696千円と、かなりの高値でご購買頂きました。
大変ありがとうございました。
佐賀県の有名な肥育農家さんへとお世話になることになりました。

日は我が家では珍しく受精卵産子で、見るからにメス狙い。
でも、現実は厳しいですね。
思い通りにはいかないのが繁殖業です。
それでもこのご時世、ガンバッてくれました。
購買して頂いた方ともセリ前に話をしていたんですが、何度も見に来られ
「なかなか味のある牛だな」と言ってもらえまして、きっと褒めてもらえたんだと
解釈してたんですが、セリ落としてもらえたということで納得しました。
そんなに特徴のある牛ではなかったので、心配はしていましたが、
ありがたい結果でした。

今回のセリから若干BL対応色を出してみました。
もともと都城セリ市ではBL対策はまだまだ検討の段階ですので、いくら清浄化をしても
セリには何のメリットもありません。
ここのブログやフェイスブック等のSNSで表現するぐらいで、現場の購買者さんへの
アピールは出来ていませんでした。
でも、清浄化も3年目の確認もでき、一歩進めてみようと改善してみました。
一つ目はセリタグへの「BLフリー」明記。
各牛毎にタグをつけて、血統や飼料内容などを明記するんですが、BLフリーを
明記してみました。
二つ目は飼料給与報告書への「BL陰性牛」の記入。
これは購買者さんがJAから手渡される資料の一部で、購買後に見てもらうものです。
こちらは他の清浄化農家さんが、「証明書に書いてるよ」と言っていたので参考にしました。
ですが、やはりセリに影響するのは、セリ前に見るセリタグですね。
ここでBLフリーをアピールできれば、と思い明記していました。
何人かは目にしたことでしょう。
ですが、牛を離れた後に帰ってきてみると、タグは外れて落ちてました。
うーん、自然になのか、故意なのか、ちょっもモヤモヤする景色でしたね。

ということで、購買者さんも厳しい現状でのセリでしたが、2年後の収入の為の素牛導入
ですので、難しいセリとなっていました。
2年後にしっかりとお金になることを願っております。

ということで、今回もBLフリーでモネンシンフリーでお届けしました。

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セリタグへの「BLフリー」の明記。ここが最も見られるところです。

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飼料給与報告書に生産者からのメッセージ欄があり、「BL陰性牛」と明記。

2020年4月 1日 (水)

BLV(牛白血病)全頭検査し陰性を再確認。

3月5日に全頭検査し、全頭陰性の結果が出ました。

 

前回、全頭検査して以降、個別に検査を受けてきましたが、今回改めて全頭検査を実施しました。

前回と言ってもH29年1月ですので、3年経ってしまいました。

清浄化農場の維持確認のペースについて家畜保健衛生所に確認すると、2年程度がいいのではとのことでした。

まあ、この間色々ありましたので今回全頭検査に踏み切りました。

もちろん、この冬季に検査するのには意味がありますよね。

ということで、共済にBL検査の旨連絡し、今回再検査のメンテナンスであることを伝え、日程を調整。

後日、採血日を調整し決定。この間、家畜保健衛生所と共済が調整。

そして3月5日に採血し、自ら家畜保健衛生所へ持参し依頼。

後日、直接報告するとのことであったので、住所と連絡先を伝えた。

前回の時は、初めての検査だったのでドキドキだったのですが、今回は自信があったので余裕の待ちでした。

時間がかかるとの説明でしたので数日後の考えでいましたが、電話連絡があったのが翌日で、

「全頭陰性でした。」とのあっさりした回答でした。ヨシッヤ!

てなことで、3年空きましたが、我が家の農場の清浄化が維持されました。

添付の写真にあるように、検査結果について(回答)書を3月31日の昨日、共済より無事手元に届きました。

(回答書が届くのに25日かかったのには訳が・・・。)

しっかり、外部との接触を断つことと、外部の牛と接触の可能性のある牛の個別検査を実施し、

メンテナンスしていく事をしていけば、清浄化の維持は可能であることが分かりました。

今後とも続けていきたいと思います。

何より、BLVに感染していない子牛を生産することで、肥育農家さんの肉牛生産に貢献し、そして

繁殖農家さんの子牛生産に寄与できるようしていきたい。

そして、より良く安心安全な牛肉を、消費者さんに提供できる基盤を造って行きたいと思います。

 

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