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2021年9月19日 (日)

8月「くす」、9月「忍」のセリ市でした。

8月17日に「くす」のセリ。

血統は、桃白鵬×白清照×茂勝×安福165の9
体高107、胸囲143、体重220kg、日齢308日で
セリ値219千円と、ちょっと残念な結果ですがご購買頂きました。
地元都城の肥育農家さん、大変ありがとうございました。
10月生まれで寒くなる時期を通ってくるので、母牛の乳質変化で少し体調を崩した時に
罹る肺炎が、この子は長くかかった為その後の成長に影響しました。
4か月令で肺炎治療をして
その後は確実に完治して元気にしてました。
ただ、見るからに増体に乏しいので、セリ前にJAと獣医とで確認した結果、
「4か月で肺炎治療済み。現在、肺雑音なし、体温39.4度」としてセリ前報告しました。
報告の位置づけは「異常なし」のつもりでしたが、結果してその逆になったものと思われます。
生産者としては異状なければ「報告も何も無し」でも良かったんですが、購買後何かあったらいけないので、
ということで報告になったけど、その為の補償ではないのかなと思いました。
果たしてこういったリスクは何処が受け持つべきなのか、疑問の残るせりでした。

というか、このご時世、治療履歴は全てセリ時に添付するのが筋ではないのかなぁーと思ったりしています。
何の為の個体識別番号?生産履歴が辿れる?ほんとかなぁ。
人間でいうマイナンバーは健康保険証もお薬手帳も兼用になる。
安心安全な牛肉を!ってよく聞くフレーズだけど、もっとやらないといけないことってあるように思う。

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9月15日は「忍」のセリ市。

血統は、満天白清×耕富士×勝忠平×紋次郎
体高123、胸囲156、体重341kg、日齢273日で
セリ値806千円と、大変な高値でご購買頂きました。
ありがとうございました。手元に伝票が無いのでどちらかわかりません。
正直、我が家では初めての満天でしたが大きくなりました。それも手もかからず。
みなこうだといいんですが、母牛の血をよく引いてるんだと思います。

満天も最後の耕富士に押されて伸び悩む結果から、繁殖現場からはそろそろピークアウトに入ってるものと思います。
耕富士、満天白清の後は何を求めてるのでしょう。
やばり鳥取の白鵬85の3系、百合白清2系あたりが目を引きます。
それでも耕富士系も外せないですね。
気になるのは美津照重系、冨久竜系、義美福系と乱立気味です。
最近うれしいのは種雄牛母体に安福久がめっきり少なくなってきて宮崎母体からが多い印象です。
宮崎母体の能力が、安福久の知名度と能力を追い越してきた証拠だと思いますね。

そんな中、若干軸足をずらしたところにいる「梅盛弘(梅服6×安重守×糸北国)」が気になっています。

ということで、今回もBLフリーのモネンシンフリーでお届けしました。

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コメント

「くす」の評価は購買者の多い大きな市場ですので、妥当だったのではないでしょうか。
飼育期間中の病気、発育にかかることなので、治療が長引いたときや発育が明らかに劣る(必ず原因がある)時には読み上げは必須ではないでしょうか。隠せば(読み上げなければ)さらに信用を無くすことと思います。
読み上げたことで、クレームも減るでしょうし、何よりクレーマーさんに買われなかったことがよかったと思います。(ほぼすべてのクレームは市場開設者が処理しているように思いますが。)

安福久は、雄系はほぼ駄目なようですし、雌系久でもなかなかこれはと言う種雄牛が出てきませんね。雌系久で期待できそうなのは百合未来ぐらいでしょうか(まだ売出し中で確定的なところまでいっていない)。
安福久特有のBMS遺伝子は単純にX染色体上にあると思っていましたが、単純に雄に遺伝しない要因が他にあるのかもしれませんね。

白鵬85の3どうなんでしょう。あまりにも生産頭数(比率)が多い。普通に考えれば、母方は半分以上はBクラス以下で母体としてはよいとは言えませんよね。
鳥取県以外で白鵬85の3の玉付きの息牛を選んだうえで手に入るのでしょうか。
最近活躍した(している)種雄牛はBMSよりが多く、枝重もよし、がほとんどいない(耕富士も含め)。
それを考えると、(本牛がということになりますが)福之姫、若百合、百合白清2、百合未来(まだ、信頼度高くない?)の息牛でしょうか?
まだ、半信半疑ですが、福之姫すごいです。
念のため我が家では福之姫娘牛を少し残しています。
国の事業団のゲノミック評価を受けると軒並み福之姫の娘牛のBMS(枝重も)評価が高いので数値だけで残すと、福之姫だらけになりかねない。
ただし、福之姫の娘牛は,脂肪の質が並以下が多いように思う(本牛は並程度?)。

宮崎県はまだ、種雄牛造成にもSNP(ゲノミック評価)を使っていないのでしょうか。(鹿児島全共出品にも)

>脱サラの牛飼い さん

値段のはなしではなく(笑)、子牛の品質管理についての話をしたつもりです。
先のオリパラでもGAP認証の農畜産物が使われたものと認識しております。
それに最近は代替肉が台頭してきています。これの謳い文句は「安心安全そしてヘルシー」です。
5年後にはこれと戦っていると思います。そうでなくともそう遠くない将来に。
子牛の生産履歴にエサの記述は必須となっていますが、疾病治療の履歴は必須ではありません。
都城では問い合わせれば見れると思いますが、他の市場でも同様ではないでしょうか。
更にはBLの対応もまだまだときています。
治療報告をしたから安くなったとか、しない方が高くなるとか、何かあったら補償があるとか、そういった安っぽい話はもう時代遅れではないのでしょうか。
持続可能な和牛生産にとって、サシだの赤身だのオレイン酸だのと言ってるのではなく、どういう生産をしてきた牛肉なのかを消費者さんに提示することが大事だと思います。
このままだとホントの消費者さんに置いて行かれる気がします。
信用って消費者さんとの信用の方が大事ではないでしょうか。


宮崎牛の定義が3代になるそうで、現場と種雄牛造成とがアンマッチに傾いていこうとしています。
県外から導入した高能力メス牛から種雄牛造成してましたから、県外導入は格段に減少していきます。
そもそも県外導入牛に県外の種をつけて種雄牛を造り、「宮崎の種雄牛」と言ってたわけで、意味が分からないのが現状。
それを3代揃えたからと言って「宮崎牛」っていうのもおかしな話。
種を外に出さないんだったら、外から種を入れないっていうのが本来。
和牛全体の中の宮崎牛という立ち位置を忘れてはいけないと思っています。

>kawabata さん

コメントをしていただいて、安値を愚痴っているのではないとわかってよかったです。


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