花豆の栽培2015(その2)
結実しないと分かってて栽培し始めた花豆。
僅かばかりの希望をもって、臨んだにもかかわらず全滅とは><
気候条件は似通っているとは思うんですけどね。
違うのは標高か?
当地は都城盆地で、150m位?。
これって気圧の差ですかね。
花の構造を見てみることにしました。
解剖です。

咲いている様子です。花弁は3枚。下向きに2枚と上に被せるように1枚。

一つ摂ってきました。

花びらを付け根から切り取りました。
何か巻き巻きしたものが上向きに巻いてます。
束ねてクルッとしてますね。

先を引っ張ると伸びきって、根元からスポッと抜けました。
すると、雄しべらしきひげ状のものが出てきました。
このひげらしきものは、先ほどのクルッとしたところに入ってました。

このひげ状のものを引くと、覆っていたものと一緒に取れて、中から鞘らしきものが。
恐らく、この鞘らしき中に、このひげ状のものがつながってたんでしょうね。
というか、このひげ状のものは、根元のもじゃっとしたところと、その先のクルッとした先に黄色いものが付いたものとに分かれています。
ここで受粉してるんでしょう。

鞘を切り取ってみるとこんな感じ。

がくを外して切ってみるとこんな感じ。うーん。
結構みずみずしい。
この状態で花が落ちるんですよね。受粉がされないとバッサリと。
解剖してみましたが、結局は真相は分からず。
気圧の差で、巻き巻きしたところがすこーし伸びて開いて、ひげ状のもじゃっとしたところで受粉するのかなぁ?
だとすると、咲いている時に少し巻き巻きしたところを引っ張ってみるといいんだろうか?
2016も再トライですね。
と、思って12月に枯れた蔓を片付けました。
蔓棚も撤去して整地しようと思っていましたが、時間が無くそのまま放置してました。
雑草も生え放題で、4月に草を整理してみると、花豆の元々生えてた蔓の株元から、新たに蔓を伸ばし出していました。
地上部はすべて枯れ果てていましたが、地下の根部は生きてたんですね。
そして、この土地の気温、気候に合わせて生えてきたようです。
植物って偉いですね。
ひょっとすると、この土地に合わせて自らを変化させるかもしれませんね。
花だけ咲かすために成長は繰り返さないでしょう。当然子孫を残さなければ、絶滅してしまうので、今年は何かが起きるかも。
花豆の新たな面を、今年は見せてくれるかもしれないですね。
とーっても楽しみです^^

12月、霜に打たれて枯れきっところ。

4月ですがしっかり再生してきてます。

生命力すごいですね。
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