カテゴリー「BLV(牛白血病)」の28件の記事

2020年4月 1日 (水)

BLV(牛白血病)全頭検査し陰性を再確認。

3月5日に全頭検査し、全頭陰性の結果が出ました。

 

前回、全頭検査して以降、個別に検査を受けてきましたが、今回改めて全頭検査を実施しました。

前回と言ってもH29年1月ですので、3年経ってしまいました。

清浄化農場の維持確認のペースについて家畜保健衛生所に確認すると、2年程度がいいのではとのことでした。

まあ、この間色々ありましたので今回全頭検査に踏み切りました。

もちろん、この冬季に検査するのには意味がありますよね。

ということで、共済にBL検査の旨連絡し、今回再検査のメンテナンスであることを伝え、日程を調整。

後日、採血日を調整し決定。この間、家畜保健衛生所と共済が調整。

そして3月5日に採血し、自ら家畜保健衛生所へ持参し依頼。

後日、直接報告するとのことであったので、住所と連絡先を伝えた。

前回の時は、初めての検査だったのでドキドキだったのですが、今回は自信があったので余裕の待ちでした。

時間がかかるとの説明でしたので数日後の考えでいましたが、電話連絡があったのが翌日で、

「全頭陰性でした。」とのあっさりした回答でした。ヨシッヤ!

てなことで、3年空きましたが、我が家の農場の清浄化が維持されました。

添付の写真にあるように、検査結果について(回答)書を3月31日の昨日、共済より無事手元に届きました。

(回答書が届くのに25日かかったのには訳が・・・。)

しっかり、外部との接触を断つことと、外部の牛と接触の可能性のある牛の個別検査を実施し、

メンテナンスしていく事をしていけば、清浄化の維持は可能であることが分かりました。

今後とも続けていきたいと思います。

何より、BLVに感染していない子牛を生産することで、肥育農家さんの肉牛生産に貢献し、そして

繁殖農家さんの子牛生産に寄与できるようしていきたい。

そして、より良く安心安全な牛肉を、消費者さんに提供できる基盤を造って行きたいと思います。

 

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2020年3月 4日 (水)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その10)。

2月21日登録検査当日。

 

8時過ぎ 現場着。

   計量後、他の牛達と離れた場所に繋留

   検査番号も、最終番号をもらう。

順次、測尺・鼻紋取り。

9時~  JAあいさつと近況説明、登録協会あいさつ。

9時15分 4班に分かれて事前検査。

     全頭引き出しの号令で、他の牛達は整列することになった。

     私が担当へ「後からだな!」と確認すると

     担当は「そうだ!」と回答。

    ※この場で、初めてBL対策が行われると決定した。

     よって、他の牛達とは別に繋留待機。

順次   事前検査終了後、点数の低そうな牛から順次呼ばれ、再度整列。

     点数の低い牛から順に点数を決定する。

     終わった牛から帰路へ。

     最高得点の牛の点数を決定し終了。

ここからBL対策検査

     我が家の牛2頭を引き出し整列。

     1頭ずつ検査し点数決定する。

     2頭順次決定し、終了帰路へ。

 

ただ、これだけのことです。

これでガイドラインに則った、「清浄化を達成した農場の清浄性の維持に努める」

ことが達成できると思います。

登録協会が実施する登録検査が、BL対策のセキュリティーホールとなり、そこが蟻の一穴として

清浄化農場を崩壊させ、更には清浄化を維持するモチベーションまでも奪うことになりかねません。

今回のBL対策は効果はありますが、万全ではありません。

皆で議論して、もっと完全な形での対策にしていってほしいと思います。

 

【今回結論に至ったBL対策】

BL対策(登録検査)

 ・12月~2月に限定して行なう。

 ・到着しだい測尺し、先行して検査する。又は、他の牛終了後、最後に検査する。

 ・検査終了後、直ちに退場する。

 

   *吸血昆虫の活動が最も少ない時期を選定。

   *繋ぎ場は、他の牛とは10m以上離す。

   *他の牛とは別に、先行して検査する。又は、最後に検査する。

   *なるべく、あいさつや話を排除する。

   *即座にその場を離れ、他の牛との共存時間を極力少なくする。

 

※留意する点として、登録検査には登録規定というものがあり、期限が決められています。

 「生後14ヶ月以上、30ヶ月未満」

なので、お産との兼ね合いを考えて、冬季の吸血昆虫の活動が少ない時期を考慮して受験した方がいいです。

また、産まれた子牛が生後6か月未満での子牛検査が期限となる為注意が必要です。

 

 

2020年3月 3日 (火)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その9)。

2月18日(検査3日前)にJA担当者と補助者で話した。

 

(JA担当)前回に話の出た「場所」の話は登録検査実務必携に明示があった。

   「公の場所で行い・・・」と明記されている。

   但し、集合して一斉に並んで検査とは書いていない。

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(JA補助)児湯地域は検査場所に来た牛から順に検査していく。

   終わればそのまま帰ることになる。

   比較審査ではないので出来るが、後が詰まってスムーズに進まないこともある。

(私)比較審査でなければ、並べて検査する必要はないはず。

   今月連れていき検査を受けることは決まっている。

   前回提示した条件はいかがか?

(JA担当)従来通りの検査となります。

   前回の提示内容は協議できていない。

(私)検査を受けることは決まっている。

   後は検査時のオペレーションのみ。

(JA担当)提示された条件のように、先に検査して終わらせて帰るのには、

   他の方からの反発をかう恐れがある。

   話はできていない。

(私)だったら、後にしてはどうか?

   他の牛達との物理的な距離があれば問題はない。

   但し、後になることで現場に留めおくことで時間はかかることになる。

   そのことで、BLの清浄化をすると登録検査は後回しになるという、悪いメッセージを他の方たちに与えてしまう。

   やはり、提示の条件のように、先に終わらせて先行して帰るほうが、

   後々のBL検査に踏み切る方へ利点として説明できる。

(JA担当)再度持ち帰って協議する。

 

 

2月20日(検査前日)JA担当者よりTEL。

(JA担当)やはり難しい。

   課長と相談したが、可も不可もないと。

(私)やると決めて、やりきったらどうなのか。

   後回しでもいいので、他の牛が検査終わってからの検査では。

   但し、後回しになって残っていることは、全体に説明してほしい。

(JA担当)難しい。

(私)他に相談する人はいないのか。

(JA担当)上司が判断していない。他の指導員ともこの件は話は出来ていない。

(私)当日、検査前にBL対応について自身が説明するだけでいいのでは。

   腹を決めてやるだけ。

   後回しでもいいので、やる方向で進めてほしい。

(JA担当)再度検討する。

 

2月20日(検査前日)その後、来所。

(JA担当)無理です。

   課長と相談した結果、「組織の人間だ!」と言われた。

   関係個所と合意形成が出来ていない。

(私)我々はこれまで防疫の話をしている。

   組織の話は関係なく意味がない。

(JA担当)最後にすると言うことだが、他の牛達が検査し帰った後に来て、

   そこから検査するのはどうか。

(私)運搬と引手の手伝いの段取りは出来ている。朝の受付時に連れてくる。

   そもそも、他の牛が帰ってからって、何時になるのか分からないし、その意味が分からない。

   それは、後に残る牛がいる事を他の方達に説明するのがイヤなだけではないのか。

   それに、検査後は多頭と高齢者宅に検査に行くのではないのか。

(JA担当)同じ空間(検査場)にいる事で、感染の恐れがあるのではないか。

(私)その為の10mの距離を確保するよう条件とした。

   ガイドラインでは物理的な距離を確保することが望ましい、としている。

   概ね5mとしているが、2倍の安全率で10mとした。

   同一空間でもこれだけあれば問題はない。

   後は現場のオペレーションの問題。

   自信を持って説明し、検査を動かせば大丈夫。

(JA担当)最後に回すことで調整する。

 

 

 

 

 

2020年3月 2日 (月)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その8)。

先日1月28日、JA課長と担当者と話をした。

 

(JA課長)今回の再度の要望書をJAのトップに伝えてある。

   そして、登録協会へも再要望が出てると説明した。

   登録協会は、前回同様に家保が回答している通り対策すれば問題ないので、

   従来通りの対応をする、と回答してきた。

(私)そもそも、集合検査する事とはどこに明記、取り決めされているのか。

(JA課長)はっきりしたことは言えないが、「公の場所で検査する・・・」

   と明記があった気がするので、確認する。

   但し、「集合」という言葉は無かったかもしれない。

   今回の要望のことを登録協会のK部長に確認したところ、その「公の場所で・・・」

   と決まっていると言っていた。

   再度確認してみる。

(私)県の防疫課から登録協会へ、今回の要望について聞いたときは、「年間6千頭検査してて

   手間・時間がない為」との理由を言われ断られたそうである。

   そんな話は登録協会は?

(JA課長)私には頭数による手間・時間の話は無かった。

(私)県はHPの「県民の声」にて「集合についてはリスクがある」とはっきり回答した。

   今後、共進会や登録検査についても調整してくることもありうる。

   その時には現場から、このような問題が出てることを上げてほしい。

(JA課長)支部ではなくもっと上位の機関での取り決めなのでそこでの対応となると思われる。

(私)JA都城のBL対策協議会のメンバーに登録協会が入っていないが何故か。

   元々、肉牛子牛生産するには、子牛登記も母牛の登録検査もあって初めて生産できる。

   登録協会がいてこそ肉牛生産できる。

   BL対策協議会に登録協会もメンバーとして入るべきである。

(JA課長)立ち上げ時、県からの指導は無かった。

   地域独自の対策の為、関係必要組織は全て入れたつもりである。

   JAが登録協会の支所の扱いも受けているので。

(私)それならば、「集合」の明記があるとの条件で、考えうる対策をしたい。

   本来なら自宅検査が物理的に隔離するので完璧だが、やむなくの対策を考えたい。

   以下を提示した。

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(JA課長)とりあえず持ち帰って確認したい。

   「はい、了解」とは言えない。

   和牛部会、JA内、登録協会等関係個所への説明・承諾もあるので。

(私)登録できる期限もあるので確認方よろしくお願いします。

(JA課長)「公の場所・・・」の確認も含めて持ち帰る。

 

2020年1月23日 (木)

BLV(牛白血病)県はリスクがあると認めています。

昨年末、令和元年12月に宮崎県のHPにある「県民の声」に、ある回答が掲載されました。

  「BL(牛白血病)対策について

これは、えびの市の和牛繁殖農家さんの提言に対し回答されたものです。

  「R1年12月期子牛競市 ~総括~

提言(抜粋)

 「共進会などを介してBLV(牛白血病ウイルス)が拡散する可能性がある。」

に対し回答(抜粋)

 「共進会やセリ市場などの家畜を集合させる行事につきましては、ご指摘のとおり、疾病の伝播に関して一定のリスクが存在しております。

と回答しています。

集合させる行事は、BLVの伝播に一定のリスクがあると判断しています。

これは恐らく、初めて行政機関が認めたケースではないかと思っています。

この判断に至るには、県の家畜防疫対策課防疫指導担当が、県内家畜保健衛生所の3所とも協議して

回答しているものと思われます。

ということは、昨年10月2~3日で小林市で行われた県畜産共進会も、各地区の郡の品評会も、

そして登録検査も同様に牛が集合する行事の為、県は感染のリスクがあることを承知の上

ということになります。

本当にこれが防疫というのでしょうか?

責任の所在はどこにあるのでしょうか?

損害を受けるのは農家なんですが。

 

じゃぁ、今後どうするのか?

全共もあるが関係機関と協議して・・・今度も無策で農家にリスクを負わせるのか?

 

以下、県民の声に掲載された「BL(牛白血病)対策について」のスクリーンショットです。

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2020年1月19日 (日)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その7)。

今回再度の要望をした。

  (前回令和元年9月19日の県との電話で、再度要望をとの提案のため)

令和元年11月12日に

「BL清浄化した農場の自宅登録検査の再要望について」JAの畜産担当へと提出し説明した。


11月28日に回答があった。

(JA担当)

  要望には応えられないということだった。

(私)今回はどこで判断されたのか。

(JA担当)JA課長と畜産部長とで判断し留めた。

(私)では、もしも感染が判明した場合はJAが賠償するのか?

   登録検査の主催は登録協会なのに、登録事業の方針判断をJAがするのは筋違いではないのか?

   ならば、直接登録協会と話をしたいので繋いでほしい、と要望した。

 

年が明けて

令和2年1月6日にJA担当に催促をした。

(私)その後返事がないがいかがか?

(JA担当)説明はしましたが何もありません。

   ただ、年始のあいさつ時に、今年はBLに取り組むと説明があった。

(私)2月の登録が30カ月未満のリミットになる。

   また、その子牛も3月が生後6か月未満の期限になる。

   失効するつもりは無いので協議する旨伝えてほしい。

(JA担当)了解、伝える。

 

とし、現在に至る。ほぼ放置状態。

JAではなく農業協同組合の役割って何なのか疑問になる。

農業者が利益を上げるために農業者が出資して設立された組織のはず。

農協の「理念」をもう一度見直してほしい。

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2019年11月17日 (日)

BLV(牛白血病)あなたの県の現状をご存知ですか?

農水省のHPに「監視伝染病の現状報告」というページがあります。

  監視伝染病の現状報告 http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/kansi_densen/kansi_densen.html

あらゆる伝染病のうち監視下に置かれている伝染病の報告が、毎月集計されて掲示されています。

BLも届出伝染病として集計がなされて報告されています。

記事の段階では9月が最新ですのでココに掲示しておきます。

それ以外や、過去の分についても集計されていますので、リンクを辿ってください。

因みに、この数字は和牛も乳牛も同一集計と思われます。

その上で、BLに注目して考えてみますと、この数字は発症して又は発症が確認されたものの数字です。

BL検査段階、と畜段階、様子がおかしいと獣医に診てもらっての段階、それぞれだと思います。

いずれにしても、この数字の後ろで多大な経営的損失が発生しているのが分かります。

9月までの累計で3,088頭の発症が確認されていて、前年同期よりはるかに上回っています。

あくまで参考ですが、1頭100万円とした場合、30億円もの損失被害が出ていることになります。

恐ろしい金額です。

では、この裏にはBLVに感染している牛がいるということになります。

発症率は5%以下と言われていますので、概ね6万頭は感染牛がいる事になりますね。

この事実いかがですか、自県の現状はいかがでしょうか?

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2019年9月25日 (水)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その6)。

県の家畜防疫対策課より、対応結果の電話連絡を頂きました。

9月19日 17:55 宮崎県 家畜防疫対策課 防疫指導担当 T口氏 電話にて

(県)登録協会へ再度説明した結果、やはり変わらず。

   「登録協会内で協議した結果、個別の対応はできない。

    どうしても、ということであれば支部へ再度要望をあげてほしい」

   という回答だったとの説明だった。

(私)そうですか。

   確認ですが、ガイドラインに「本病の衛生対策としては、家畜の飼養者、家保の職員、獣医師、

   家畜人工授精師、関係機関等が一体となって取り組むことが基本・・・」と頭に謳ってありますが、

   この関係機関等に登録協会は含まれるのでしょうか。

(県)「・・・と思いますが」といったような不明瞭な回答。

(私)関係機関では無いわけがないです。これだけ和牛に関係している機関はないです。

   この登録はもとより、共進会や種雄牛造成とあらゆるところで関わっています。

   必ず該当します。

   そのことを踏まえても、今回のBL対策には協力的でなくてはならないと思います。

 

   今現在、各所でBL対策協議会が立上り、市場の清浄化に取り組んでいるところ、これから協議を

   進めるところとあります。

   その対策協議会のメンバーに、登録協会は含まれてますでしょうか。

(県)現在立ち上がっているところについては、登録協会は含まれていません。

   (メンバー表にて調べてもらいました。)

(私)驚きました。都城は含まれていないことは存じていましたが。

   そのことからも登録協会がBL対策に後ろ向きな対応になるのではないのでしょうか。

   本来、BL協議会に登録協会も含めるべきです。

   それと、宮崎県としては、BL対策により県内全域の清浄化を目差しているということでいいので

   しょうか。

(県)勿論です。県で予算を確保して、条件はありますがBLの検査費用は補助する形で推進しています。

(私)費用を当てることは他県もやられているのではないのでしょうか。

   県として清浄化を推進している事とは言えないのではないのでしょうか。

(県)他県では補助の形で予算化されてるところは無いと思います。

   よって県として費用面での推進はしてます。

(私)では、私の農場が清浄化しているということは、県の方針に合致しているという事です。

   清浄化を達成した農家はその先端にいるということになる。

   にもかかわらず、清浄化農家は冷遇されているのではないでしょうか。

   前回の電話時、登録検査を時間差で後から来ることを提案されていましたが、なぜ清浄化農家が、後から

   コソコソと登録検査を受けに行かないといけないのでしょうか。

   清浄化が標準なのであれば、むしろ優遇されてもいいはずである。

   わざわざ別便のトラックの手配をしないといけないのか理解できない。

 

   そして、県として県内全体の清浄化へ向けて動けないのか。

   各市場ごとにBL対策が進められている。この現象は他県では見られない現象と思う。

   現在肉質では他県とも差がなく、旨味、味に差をつけようとオレイン酸を謳ってる県もあり先行され

   ている。

   ですが、これから先は安全安心が求められてきている。

   県全体でBL対策に打って出れば、その先端県に出られる。その一番近い位置にいると思う。

   都城もこれからだが、南那珂、延岡も追随してくれば県を挙げての安心安全を発信でき、先進県に

   なれる。

   やる気の問題でもあるけど、県からのもうひと押しが必要な時だと思います。

 

   今回の件は実に残念です。

   ですが、再度要望を上げて、とあるので再度要望書を上げたいと思います。

   前回の牛は9月分娩ですのでその牛と、新たにもう1頭の2頭を12月に登録検査予定です。

   未登録のまま分娩していますが、登録無しと云うわけにもいきません。

   だからと言って、集合検査でBLをもらって帰るのはもっと嫌です。それこそ本末転倒です。

   ですので、再度ご協力お願いいたします。

(県)了解です。

 

                                        ~以上~

 

 

 

   

2019年9月22日 (日)

牛白血病(BLV)登録検査を自宅検査へ(その5)。

9月13日、家畜保健衛生所にお願いし、県の家畜防疫対策課を紹介いただいた。

吸血昆虫のブユについて伺った折、県内の家畜防疫で中央司令塔となる県の家畜防疫対策課と話がしたいと申し入れし繋いでいただいた。

今回の件でも、私の発信した文書はこの家畜防疫対策課を経由してそれぞれに伝わっている。

よって、登録協会とのやり取りはココを窓口としているので大変重要な話をすることとなった。

 

9月13日 10:00 宮崎県 家畜防疫対策課 防疫指導担当 T口氏 と電話にて。

(県)話は聞いている。家畜保健衛生所の説明を登録協会へ伝えてある。

   登録協会としての見解は、

   「個別の特例は認められない。県内全農家6000軒を回っており、対応しきれない。

    従来通りの集合検査での対応とすると、協会内で協議済み。

    家畜保健衛生所の回答の対策をすれば、ゼロにはならないがリスクを下げることができる。」

   ということでした。

   県としてはこれ以外に、案として時間をずらすことも有効と考えている。

(私)時間をずらして後にする案は、前も含めて牛の積み込みのアクセスに問題が生じる。

   運送屋さんが少ない中、更に別便での運送依頼は難しい。

   最終的に、他の牛と同じ積み込みになってしまい曖昧になる可能性がある。

   待ち時間や2往復など理解を得られる要素が無いに等しい。

(県)防疫のためと頼めば、別便での運送は可能なのではないか。

 

(私)軒数が多く対応しきれないというような意見ですが、清浄化の農家が今後6000軒あるわけではない。

   清浄化も今後数年かけて達成してくる内容であり、尚且つその中で登録牛が出てきて、自宅検査を

   希望する農家は年に数軒程度と思われます。

   徐々に多くなるが、後に逆転することとなると思われます。

   なので、今回の処置は時限的対応と思っています。

   それに、各地域に登録協会の支部があり、JA職員が資格を有しておりそれぞれ対応しています。

   現在でも高齢者宅や多頭農家宅には登録協会員と支部員とが別班に分かれて自宅検査に回っています。

   このことからも、清浄化宅を回っても大きな手間にはならないと思われます。

   登録協会員が全てを回っているわけではないことからも、対応は十分可能と思われます。

(県)回れるか否かは登録協会の判断ですので、県からは何とも言えない。

 

(私)現在宮崎県は他県よりかなり先行している。

   その中でも、今回の登録の案件については初動の段階です。

   清浄化農家がまだまだ少ない中であり、今回のような意見は県としても違和感があると思います。

   ですが、清浄化を今後進めていく上では、必ず問題になってくることであり、今の段階で防疫側に

   変えていく必要がある。

   そのことが、今後清浄化を進める上では大きなメッセージとなり、躊躇する農家の背中を押すことと

   なります。

   それと、責任の所在を明確にしてほしいと思っています。

   家畜保健衛生所の説明では感染のリスクは下げられるとしていますがゼロではないということ。

   感染したときの損害は計り知れないので、それを農家に押し付けるのはおかしいと思っています。

   家畜保健衛生所が責任を取られるのでしょうか。

(県)県と家畜保健衛生所はアドバイスとしている。

   責任の所在は実施主体の登録協会にあります。

(私)今回の案件で、登録協会は家畜保健衛生所の判断を仰いで決定したとされています。

   協会と家保の双方で責任を押し付け合うことにはならないのでしょうか。

(県)登録協会の責任で判断したと聞いています。

 

(私)基本的な要望としては、リスクゼロの自宅検査。

   それと、責任の明確化。

   県の防疫の要である家畜防疫対策課から強く言ってほしい。

   過去の口蹄疫のように、初動が失敗したと言われないよう今の段階で対応をお願いしたい。

(県)家畜防疫対策課から登録協会へ、時間をずらす案も含めて、再度要望伝える。

   今後、どうしても要望を実現したいという事であれば、個別に登録協会へ要望して調整してほしい。

(私)了解しました。

   登録協会の方を繋いでいただけるようお願いする。

として、電話を切りました。

 

~後日へつづく~

 

 

2019年9月14日 (土)

BLV(牛白血病)ブユ(ブヨ、ブト)はどうなの?

BLウイルスを媒介する吸血昆虫として、アブやサシバエが主な対象になっている。

ガイドラインには、

 「BLV感染拡大の原因は、・・・、吸血昆虫(アブ及びサシバエ)の媒介・・・」

と書かれている。

じゃあ、他の吸血昆虫はどうなの?ってとこに行きつきますね。

で、気になるのはブユ。地域によってブヨ、ブト、と呼ばれるようです。

都会には少ないらしいですが、山や川、藪のある所には生息しているようです。

この虫は、口器で噛み切って吸血し毒素を注入するそうで、大変イタ痒いですね。

これがBLVを媒介するのか、家畜保健衛生所に確認してみました。

結果は、「媒介する」ということでした。

正確には、媒介する可能性が無いとは言えずリスクがあると。

しかし、「ブユがBLVを媒介する」というが文献が見当たらないということでした。

はっきりすることを期待してたのに残念でした。

実は私は、以下の文献に「水平感染(アブ、ブヨなど)による水平感染・・・」とありましたので可能性はあると思っていました。

・学術シンポジウム 北海道大学
 「増加傾向にある牛白血病の現状と対策~診療現場からの声に対して~」pdf

全国に存在する家畜保健衛生所ならそういった知見は供用され、何が良くて何がダメなのか、現場が疑問に思うようなことは先行して調べ上げて、イザとなった時に即座に判断対処する組織だと思っていましたが、正直残念でした。

で、このブユの厄介なところは、ほぼ一年中いるということです。但しこの地域ではですが。

正確には、2月頃から12月頃までいます。涼しい季節又は涼しい時間帯に出没するのでアブとは出現時期が違います。

冬でも暖かい日が続くと出てきます。真夏は朝や夕方の時間帯に。

なので、ここ南国と言われる地域では、吸血昆虫によるBLVの水平感染のリスクは長い期間さらされるということになりますね。

とはいえ、BLVをブユが媒介するかは疑問の残るところです。

口器に付いた血液が乾かない時間で、他の牛を吸血するのかです。

ブユの移動範囲は比較的狭く、吸ってしまうと近くの柱や壁に止まって動かないからです。

涼しい気温の低い血液の乾きにくい時期に吸血するので危ういですが、移動範囲が狭いので他の牛に吸血しに行くかどうかは分からないですね。

ですが、やはり文献にもあります通り、「BLVを媒介する吸血昆虫である」と認識しておいた方がいいのでしょうね。

 

因みに、じゃあダニはどうなの?ということですが。

文献にもあります通り、ダニは吸血すると離れてしまい、再吸血はしないようです。

なので、短期連続吸血はしないので、BLVは媒介しないそうです。

 

ということで吸血昆虫による水平感染ですが、実際に媒介するには、感染牛のウイルスの量によって、吸血昆虫の吸った血液にどれだけそのウイルスが含まれるかによる要因が大きくなります。

まだ、検査に躊躇されている農家さんにおかれましては、速やかに検査し、まずは水平感染を食い止めることが先決と思われます。

いまこのブログを読んで頂いている最中にも、久の母牛の隣に高ウイルスの感染した牛がいて、アブやサシバエやブユがウイルス入りの血液をチュ~チュ~チュ~してるかもしれません。

そう思うと、今夜は寝れなくなりますね。

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